2010年06月30日

平成22年7月 休診のお知らせ

◇◆◇平成22年7月の休診のおしらせ◇◆◇

7月16日(金)は、所用により午前を休診とさせていただきます。なお、午後からは通常営業を行っています。

7月30日(金)は、所用により午前を休診とさせていただきます。なお、午後からは通常営業を行っています。


以上間違えないようにお願いします。  


Posted by 久保田さん  at 13:12Comments(0)施術(治療を行う日)の変更

2010年06月28日

食べ物から『気』作られるってどうゆうこと?

誰でも知っている事ですが、人間は食べ物から栄養を取っています。

 普段私達は、現代の栄養学的に食べることを考えていますが、東洋医学ではどう考えているのでしょうか?

 「気は生命のエネルギーである」の記事で説明しましたが、自然界は気のエネルギーが巡回しており、それによって人間や動植物が生かされていると考えています。

 人間が食する動植物は、自分の体内で『気』とい生命エネルギーが循環していることで生きているわけです。

 こう考えると、私達の食べる行為は、他の動植物から『気』という生命エネルギーを頂いていることになります。

 そうなると、その受け皿となる臓器が大切ですね。

 その臓器とは、「胃」にあたります。

 それから、「脾(ヒ)」です。

 脾臓の役割ついて現代医学では、古くなった赤血球や白血球、血小板などの血球成分を壊してその成分を再利用にまわすのがその主な役割とされています。

 東洋医学で考える脾臓は、胃の働きを助け『気』を生成する働きがあると考えられています。

 ここでは、体内の気でも『血(ケツ)』の元となる『営気(エイキ)』が作られます。

 『血(ケツ)』とは、血液のことですね。

 生きていく為に、食べ物からエネルギーを摂取することを東洋医学でも重要視しています。

 これを人間が生まれた後に獲得するエネルギーなので、『後天の元気』と言います。

 これに対して、生まれ持ってあるエネルギーを『先天の元気』と言います。

 『先天の元気』についてはまた別の機会に説明しますが、皆さんもご存知のとうりに、人間は食べれなくなったらしまいます。

 ですから東洋医学では、食べ物から栄養を作る「胃」と「脾」の臓器を大切します。

 これらの働きが、弱くなれば人間は死を迎えると考えています。

 この点については、西洋・東洋医学関係なく、共通した考えで一致すると思います。

   


Posted by 久保田さん  at 18:12Comments(0)鍼灸コラム

2010年06月25日

富士川駅内にある生け花(6)





 本格的に梅雨の季節になってきました。

 この季節を代表する花といえば“紫陽花”ですよねー。

 いつも通ってみている富士川駅内のお花を飾ってあるコーナーにも紫陽花が活けてあったので、写真を撮ってみました。

 また、生け花に飾ってある紫陽花もいいですけれど、外で咲いていて、雨に濡れている紫陽花もいいですよねー。

 ということで、自宅に紫陽花の花を見つけたので、写真を撮ってみました。

     

 雨のしずくで、葉っぱが濡れているとこが、活き活き見えていいですよねー。

 こんな感じでお茶室に活けられたら、最高だなと思いました。

  


Posted by 久保田さん  at 14:16Comments(0)院長の独り言

2010年06月23日

『気』が身体を支えるエネルギーと考えた理由とは?

 前回は、『気』生命のエネルギーということをお話しました。

 東洋医学では、人間において『気』は“身体を支えるエネルギー”だと考えています。

 では、なぜ“身体を支えるエネルギー”と考えたのでしょうか?

 前回では大雑把に説明しましたが、復習を兼ねてもう少し詳細に説明したいと思います。

 同じ話が出てきますが、お付き合いしてください。

 『空気の語源とは?』でお話しましたが、「気」の語源は、“はく息に関係している”と説明しました。

 つまり、呼吸と関係しているんでしたね。。

 皆さんも経験してことですが、はく息が白く見えて空気中に浮かんでいる時は、寒い時だけですね。

 しかし、いつもはく息がいつも白く見えることはありせん。古代中国人も、白く浮かぶ物体が見えるときと見えない時があることを知っていたと思います。

 でも、彼らは息が見えるのは気温が下がったときだけで、それ以外の見えないときでも、自分達に何か恵みを与えてくれると信じたのかも知れません。

 そこから、呼吸によって「気」というエネルギーが身体に与えられると考えたと思います。

 ちなみに、東洋医学では、空気からもらうエネルギーを『天空(てんくう)の気』と言います。

 そして、古代中国人は空に漂う蒸気や雲を「気」の一部と考え、自然界はもちろん、やがて宇宙も「気」が作っていると考えてしまします。

 自然界も『気』で作られているのなら、草木も見えざる『気』によって生かされていると考えていったと思うのです。

 非常に飛んだ考えですよねー。でも、彼らは信じるのです。

 なぜ、彼らが見えないものを信じたかは、当時は測定や検査をする器械がなく、古代中国人にとってはそう考るとつじつまがあい、すべてを説明できたからだと思います。

 さて、宇宙・草木・人間が同じ「気」というエネルギーに支えているならば、人間は自然と同じ「気」を必要とし、お互いに影響すると古代中国人は考えるようになるのです。
 
 それが、東洋医学が考える“人間が自然の影響を受けて病気なる”とつながったと、私は思っています。

 これもまた『気一元論』の考え方になります。  


Posted by 久保田さん  at 14:25Comments(2)鍼灸コラム

2010年06月21日

お気に入りの本『この人はできる!と言われる巧みな質問力』





 この本は、三笠書房から発刊された『巧みな質問ができる人 できない人』を著者の中島孝志氏が加筆・改筆・改題した本です。

 質問の効用とは、「相手が今必要としていることがわかる」、「思いどうりの答えを引き出せる」、「話の流れを変える」、「相手に決断させる」、「新しい発見ができる」などがあるそうです。

 この本を読んでいて、一番印象に残った話は、「熱心さ」と「しつこさ」の境界線について書かれている部分です。

 営業マンには、「熱心な営業マン」と「しつこい営業マン」がいると語られ、この二つの違いについて説明しています。

 まず、しつこい営業マンは、いつも同じやり方で顧客にアプローチをしている。

 顧客からみれば、売り込む商品(サービス)も同じなら、話の内容も同じ。価格も同じ。これでは何度有ってもも同じ。ということは、会うだけ無駄である。そう判断されて当然である。

 それに対して、熱心の営業マンはいつもフレッシュである。このフレッシュという意味は、持ってくる情報がいつも新しい、つまり変化していることを示す。

 人間は、同じ話をくどくどされるとまず話を聞くのがイヤになり、ついで話をしている人を嫌いになってしまいます。

 ただ、持って来る情報がフレッシュでも、自分の知識をひけらかす説明は、相手に共感をもたれないですよねー。

 そうならない為には、質問をして相手のニーズを引き出し、それに対して答えの引き出しをたくさん持っている人が、人から信頼されると思います。

 そうなるには、毎日色んなものに興味をもって取り組んで、知識や経験を蓄積することが大切です

 そう考えると、一日を大切に生きることが、できると思います。

 また、興味のある方は一読してみてください。  


Posted by 久保田さん  at 18:11Comments(0)院長の独り言

2010年06月18日

昔を懐かしむCDジャケット





 上の写真は、60年代のアメリカンポップスのCDジャケットです。

 ちなみに、これらの音楽のことをオールディーズと呼んでいます。

 このオールディーズの生バンドを演奏するお店が「ケントス」というお店です。

 結構全国展開しているお店で、静岡市両替町にもあります。(ちなみに、静岡ケントスには行ったことはありません。)

 大学を卒業して、大学病院に研修生として勉強に励んでいた頃、よく先輩の研修生に連れられて、大阪梅田や京都市内ケントスに行ったものでした。

 生バンドの良さを知ると病みつきになります。

 当時、オールディーズの音楽は前時代の音楽でしたが、生で演奏するバンドは迫力があるし、踊れるます。

 私もベンチャーズのパイプラインが好きになり、よく踊りました。

 そして、バンドの休憩時間には音楽が流れないので、その時間は仲間と話ながら食事を楽しめるのです。

 このお店の特徴は、来客したお客さんの中で誕生日の方がいる場合事前にお店に伝えておけば、バンドがお客さんの名前入りで「パッピバースディー」と歌ってくれるのです。

 生バンドが自分の誕生日を祝ってくれるとは、なんともにくいサービスですね。

 おっと!これでは、「ケントス」の営業になってしまいます。

 今はお店にいきませんが、CDを購入して楽しんでいます。

 CDを聞くと昔を思い出しますが、ですが昔に戻れないのは現実です。

 ただ、好きな音楽は「またしっかりとやろう」と前向きな気持ちするから不思議ですね。  


Posted by 久保田さん  at 16:14Comments(0)院長の独り言

2010年06月16日

気は生命のエネルギーである。

 『空気の語源』や『自然と人間は、気で動かされいる』の記事から、『気』という概念が呼吸から発生したのではないかとを説明しました。

 呼吸により、人間のみならず、動物も植物も生かされているのは事実ですよね。

 ただ、普段空気は人間の目から見えません。

 古代の人達は、人間のはく白い息や自然界に起こる水蒸気を見て、この“ユラユラと立ち登る気体”が万物を動かしていると連想したと考えられるのです。

 生命を維持して、なおかつ身体を動かす「或るもの」として『気』の概念が作られていきます。

 そして、動物も植物も呼吸をしている点では、『気』を持った生命体です。

 ですから、これらを食べることで、私達はまた『気』を含んだ生命エネルギーを補給することになります。

 この考えが進んでいきますと、「気は生命の根源である。生命体は気が集合したもの。その内純粋精微な気(精気)が絶え間なく循環することによって、生体の機能が働き、生命が維持される。」と古代中国人は考えました。

 そして、自然界における万物の生成・変化・消滅もつまるところ気の動きにより左右されると考えたのです。

 『気』が身体を動かす物として、さらに考えが深まると、『気』が精神機能を司る心の働きにも影響すると考えます

 特に日本では、この精神的な面でよく使われていますが、皆さんもご存知だと思います。

 例えば、「気が合う、気がいい、気が利く、気が重い、気が済む、気が付く、気が散る、気が晴れる、気が緩む、気に入る、気に掛かる、気に食わない、機を失う、気を配る、気を静める、気を使う、気を取り直す、気を呑む、気を悪くする」など、よく使われている言葉があります。

 要するに、もの・いのち・こころの三つは、『気』というものが関わっており、身体も心もそれによって繋がっていることを考えたのです。

 つまり、心が悪ければ、身体に影響する。身体が悪ければ、心に影響する。反対に心が充実していれば、身体も健康でいられる。身体が健康ならば、心も健康でいられる。

 まさしく、『病は気から』ですね。

 この身体と心が通じあっているこのことを『心身一如(しんしんいちにょ)』と言います。

 何千年前から心と身体の関係を意識した古代中国人の考えは、現代のストレス社会悩む私達の環境とぴったりと合います。

 ですから、今漢方医学が見直されているのだと思います。  


Posted by 久保田さん  at 14:16Comments(2)鍼灸コラム

2010年06月14日

やっぱり、公園清掃の日は忙しい!!

 東海地方梅雨入り宣言の出た昨日(平成22年6月13日)は、区内清掃の日でした。

 梅雨入り宣言の出た午前中に行われたので、雨にも降られず予定どうりに行われました。

 朝出発前に気合をいれて、竹ほうきとゴミ袋を持って出陣。

 まずは、公園の下見をしながら今日はどのような展開になるのかと思いにふけってみましたが、どうなるのか検討がつきませんでした。

 私は、公園に上がる石の階段に落ち葉が落ちていたので、そこの掃除をしました。

 
(石階段の落ち葉が掃除をされ、すっきりとしました。)

 しかし、6月でも落ち葉があることには、驚きました。

 他の皆さんも同じメンバーでするのが、今回で3回目となってスムーズにことが運びました。

 掃除終盤になると区長さんも来て、私に「砂場の上にあるフジの枝の出ている部分を切ろうか?」と言われたので、できることはやらしてもらおうと賛同しました。

 と言うことで、掃除を終了後に家から植木バサミと脚立を持ってきて、白い支柱から出ているフジの枝を切り始めたのですが・・

 枝が太くてなかなか切れない。

 私の他に3・4名に組長さんも一緒に作業をしたのですが、同じように苦戦しせんしているようでした。

 そして、枝を切り落としてから、今度は枝を集めてヒモで巻き、2度目の清掃を行いました。

 
(フジの枝もすっきりし、こどもたちも安全に遊べます。)

 作業が終了し作業をしていた皆さんと休憩していたときに、ある組長さんが「今日の夕方の組長会議で防災ノート提出するんだっけ?」と言われるので、私は“なんのこっちゃ”と思って話を聞いていると、各組の全家庭の家族構成が変わりがないか確認して、組長会議に提出する運びになっているでありませんか。

 私は、区長さんに台帳が来たのは、2週間前に前組長さんが持ってきたことを伝え、今日持っていくのは難しいこと言い、その場を乗り切りました。

 家に戻ってから防災台帳を開き、区長さんと連絡を取り、台帳の内容を確認。

 その後、各家庭を回り、家族構成を確認しました。

 各家庭を回って、一軒だけ修正することになりました。

 これで、会議で途中経過だけは話ができるので、“ほっと”しました。

 それにしても、もしフジの枝の剪定をしなかったら、会議に防災台帳を提出することを知らずに恥じをかくところでした。

 何事も積極的に人の役に立つことをすれば、なにか良い情報が得られるのだなと感じました。

 これを教訓として、これからも生かしていきたいと思います。

   


Posted by 久保田さん  at 16:54Comments(0)院長の独り言

2010年06月11日

明治国際医療大学・茶道部OB会参加の皆さんへ

 明日(平成22年6月12日)は、明治国際医療大学茶道部のOB会が大阪で開催されます。

 この日に全日本鍼灸学会が近畿で開催されるのを気に、OB会が開催されるようになったそうです。

 茶道部らしく、OB会の題名を『茶(さ)~集まろう!』としたのは、ちゃめっけがあってよかったと思います。

 皆さんも楽しみしているそのOB会に再三参加の申し出がありましたが、この日は使用により、辞退させていただきました。

 特に寺沢先生に於かれては、メールや携帯の留守番電話での伝言をいただきまして、ありがとうございました。

 今回は、参加できないですけれども、秋に京都市内で開催されるお茶会には参加をしたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 OB会では、旧友のみなさんと楽しい一時が過せますよう心からお祈り申し上げます。

 それでは、失礼します。


 追伸:今回は、大阪で開催されるサークルのOB会の皆さんにメッセージを送らせて、いただきました。  


Posted by 久保田さん  at 14:09Comments(0)院長の独り言

2010年06月09日

自然と人間は、気で動かされている。

 前回『空気の語源』では、『気』は、“自然界に出る蒸気や人間のはく息に関係している”と説明しました。

 昔の人は、大地から上がる水蒸気と人間のはく白い息が同じと感じたんだと思います。

 だとすれば、自然を生かしている物体も人間が生かされている物体も時折見える白い物体に関係していると考えたと思うのです。

 中国では、『気』の漢字を主は『气』を使うと説明しました。

 この文字は、大地から上がる水蒸気の姿や人間のはく息を表す漢字です。

 だとしたら、人間も自然もこの『气』という物体に動かされていると考えたんだと思います。

 なぜなら、人間を含めて動物は、死ねば動きませんし、呼吸もしません。

 だから、自然に生きている物も人間も『气』=『気』で生かされている。

 人間は、空気がなければ生きていかれないので、あながち間違っていません。

 でもこれが全てではないと感じると思います。

 なぜなら、食事をしてエネルギーを摂っているからです。
 
 しかし、食材となる動植物も呼吸をしなければ、育ちません。

 そのすうると、これも『気』の力が必要となりますね。

 だから、この世にある万物は、『気』によって生かされ、動かされていると考えたと思うのです。

 『気』によって全ての万物が生かされ動くことを『気一元論(きいちげんろん)』と言います。

 そして、自然界をマクロコスモス(大宇宙)と言い、人間をミクロコスモス(小宇宙)と表現します。

 つまり、『気』を通じて自然の縮図が人間に表れるのです。

 その代表例が、病気です。特に冬に引きやすい風邪は、人間の身体が外部から冷えによって、発症したと考えました。

 これは、自然が人間に影響している典型的な例です。

 ですから、昔の人は、自然の動きを知る必要があったですね。

 そして、この『気一元論(きいちげんろん)』の発想を元に天気を予想する天文学や先の事を予想する占いが発展してきます。

 この使い手が、みなさんご存知の『陰陽師(おんみょうじ)』につながっていくわけですね。
  


Posted by 久保田さん  at 14:29Comments(0)鍼灸コラム

2010年06月07日

作家 鈴木光司氏、『ドロップ』について語る。





 昨日(平成22年6月6日)にF-Biz(富士産業支援センター)のチャレンジセミナーが富士市のロゼシアターで開催されたので、聴講してきました。

 今回の講師は、作家の鈴木光司氏を招き、小出宗昭F-Bizセンター長と対談形式で話が進みました。

 鈴木光司氏と言えば、『リング』を代表するホーラー小説家ですよね。

 実は、今回セミナーが開催された6月6日もホーラーと関係ある日(ある有名なホーラー映画に関係しています。)なので、この日に講演に依頼したそうですが、皆さんわかりますか? これは、皆さんのご想像にお任せします。

 お話は、幼少に時代まで遡り、小説家を目指すきっかけとなった事、小説『リング』がヒットや映画になる経緯の話、自分の信念、子育ての話、林製紙さん依頼して書いたトイレットペーパー話など多岐にわたりました。

 小学生の時に、詩や小説を書いたことが褒められ、これが作家になるきっかけになったそうです。

 子供の頃に“褒められる”ことが大切と鈴木氏は言われ、自身の子育てでも実践したそうです。

 高校時代にロックバンドを結成していて、他のロックバンドの人達が集まるとタバコを吸って語あう雰囲気に、自分はタバコというアイテムをもたなくても、自分が成長することによって、ロックバンドの集まりの中に入れれば、自分はヒトカタに人間に成れるのではないかと自分は思い、それを信条にしたそうです。

 大学時代は、作家になるためにあらゆる物にチャレンジしたとのこと。

 奥様と結婚については、小学校からの片思いであり、自分がアッタックをかけたときには奥様は大学院を卒業され高校の教師になっており、しかも大学院の先輩のフィアンセまでいたとのこと。

 この時鈴木氏は、大学を卒業して塾経営や家庭教師やアルバイトをしながらの生活でしたが、“この人なら大丈夫”と感じるようにアピールが功を奏して、結婚に結びついたエピソードを語りました。

 代表作『リング』については、発売当初は売れなかったそうですが、出版業界に口コミで広がり、次ぎの『ラセン』で火がついて『ラセン』と同時に『リング』も売れ出したそうです。

 継続的なヒットは、まず口コミで周囲に広がっいて、マッチとなる出来事があって、ロングのヒットに繋がると言われました。

 『ビジネスでも自分のことでもそうですが、どの局面でも自分のやりたいことの意志を示すことが大切です。誰かがやってくれるではだめ。一つ一つに出会いを生かすことが大切です。』といわれ、自分は小さな講演会を大切にし、出来るだけ多くの皆さんと触れ会うことを意識していることを話されました。

 林製紙さんとのコラボ商品であり、トイレットペーパーにホーラー小説を書いた『ドロップ』についての経緯も話されました。

 依頼を受けた当初、『トイレという狭くて怖い空間にあるトイレットペーパーにホーラー小説が書いてあるのは、おもしろい』と思い引き受けたとこと。

 ドロップは1~3まで続き、これがエピロードで長編小説に繋がっていくと言われ、来年には長編小説『ドロップ』に取り掛かりたいと話されました。

 講演の最後に聴講してみなさんにメッセージをしてくださいと小出センター長に申し出に、鈴木氏は『トラブルに会うと逃げる人と戦いに行く人がいるが、人間と人間が向き合ったほうが解決が早いように感じる。私の場合は、トラブルがあったときには、自分から出向いていく』と話され、これを持って講演が盛大な拍手で終了しました。

 今回この講演を聞いて、自分を信じて小さいことを地道にをすることによって周囲に信頼され、それが何かのきっかけで大輪の花が開くということがわかり、とても有意義に感じました。

 それと、鈴木氏曰く『自分にはこれしかないと自分で選択範囲を決めないこと』が生きていくうえでは大切だと言われ、これも参考になりました。

   


Posted by 久保田さん  at 14:27Comments(0)院長の独り言

2010年06月04日

患者様治療体験記(H22.6 坐骨神経痛)

 このコーナーでは、当院で治療を受けられた患者様の声を皆様にお伝えしたいと思います。

 今回は、坐骨神経痛を訴えて来院された方を紹介します。


 氏名 M.T 性別 女性  年齢 68歳  職業 自営業

 主訴:左坐骨神経痛

 以下に患者様直筆の感想を掲載します。


本文 
 脊柱管狭窄症の為、冬1月末より坐骨神経痛が出ました。
 薬等服用しておりましたが、4月中旬より針治療を受けました。
 6回に通院で治ってきました。約1ヶ月の通院です。
 足のシビレは、時々出る時はあります。


院長より 
 この患者様は、持病に脊柱管狭窄症があり、それに関係して冬に坐骨神経痛が発症しやすいということでした。

 今回も冬に坐骨神経痛を発症され、当院に来院されました。(当院に来院されるのは、初めてです。)

 治療は、以前鍼灸治療を1回受けているもののそれ以降はなく、鍼に対しても敏感に反応する方だったので、主に皮膚を接触して治療を行う古代鍼を使い、手足のツボを用いて治療を行いました。

 6回の治療終了した時点で、左足のシビレがほぼ消失したことから、治療を終了して様子を見ることにしました。

   


Posted by 久保田さん  at 14:29Comments(0)患者様治療体験記

2010年06月02日

f-Biz活用法 新規事業の仕掛け方





平成22年5月29日(金)にf-Biz(富士産業支援センター)のセミナーが富士市中央図書館分館1階で開催され、参加しました。

 先月は、確かチャレンジセミナーでしたが、今月はビジネスピンポントセミナーとなっており、明確な違いは分かりませんが、スケジュールの調整がついたので、聴講に行きました。

 今回の講師は、f-Biz(富士産業支援センター)センター長の小出宗昭(上の写真の方)さんです。

 小出さんは、知っている人は知っていると思いますが、初代のSOHO静岡インキュベーションマネジャーだった方であります。

 小出さんのお話は、今年富士市で行われた商店街のセミナー以来、2回目の聴講となります。

 冒頭から「人は、理由がないとアクションをおこさない。」から始まり、実際に関わった事例のお話をされました。

 最初に例に上がったのは、試作品を製作している(株)司技研さんのお話。

 試作品を3日できる自社の強みを活かし、それをどう知らせていくかを解説されました。

 「どんなにいいものでも、相手にわかりやすく伝えていかなければ、仕事はこない」と小出センター長が話され、そこから試作品を3日できるサービスの分かりやすいネーミングやそれを宣伝する手法をお話されました。

 そして、その技術を必要としている所の新規ニーズの開拓。

 今回は、クラッシックカーを愛用している人が悩んでいる車の部品がないことに目をつけて、部品を試作する歌い文句にメディアの宣伝したことを紹介されました。

 もう一つの事例は、マツムラ製茶さんのお話。

 音楽の祭典朝霧ジャムに毎年出展しているが、まったく売れないので相談に来たとのこと。

 音楽を聴きに来ている人に、お茶に富士山のパッケージでは、売れないと判断。

 音楽ファンにあったお茶を作れば売れると思い、パッケージを音楽ジャンル別に作り直し販売したところ、完売したとお話がありました。

 この事例を通じて、「見せ方で売れ方が違う」と小出センター長が強調。

 他にも林製紙さんの日本一怖いトイレットペーパー『ドロップ』のお話がありましたが、これについては、6月6日(日)にチャレンジセミナーとして、トイレットペーパーにホーラー小説を書いた作家の鈴木光司氏を招いてロゼシアターでセミナーが開催されます。

 また、そのセミナーに行って、詳しいお話を聴講してきたいと思います。  


Posted by 久保田さん  at 14:26Comments(0)院長の独り言