2010年06月21日
お気に入りの本『この人はできる!と言われる巧みな質問力』

この本は、三笠書房から発刊された『巧みな質問ができる人 できない人』を著者の中島孝志氏が加筆・改筆・改題した本です。
質問の効用とは、「相手が今必要としていることがわかる」、「思いどうりの答えを引き出せる」、「話の流れを変える」、「相手に決断させる」、「新しい発見ができる」などがあるそうです。
この本を読んでいて、一番印象に残った話は、「熱心さ」と「しつこさ」の境界線について書かれている部分です。
営業マンには、「熱心な営業マン」と「しつこい営業マン」がいると語られ、この二つの違いについて説明しています。
まず、しつこい営業マンは、いつも同じやり方で顧客にアプローチをしている。
顧客からみれば、売り込む商品(サービス)も同じなら、話の内容も同じ。価格も同じ。これでは何度有ってもも同じ。ということは、会うだけ無駄である。そう判断されて当然である。
それに対して、熱心の営業マンはいつもフレッシュである。このフレッシュという意味は、持ってくる情報がいつも新しい、つまり変化していることを示す。
人間は、同じ話をくどくどされるとまず話を聞くのがイヤになり、ついで話をしている人を嫌いになってしまいます。
ただ、持って来る情報がフレッシュでも、自分の知識をひけらかす説明は、相手に共感をもたれないですよねー。
そうならない為には、質問をして相手のニーズを引き出し、それに対して答えの引き出しをたくさん持っている人が、人から信頼されると思います。
そうなるには、毎日色んなものに興味をもって取り組んで、知識や経験を蓄積することが大切です
そう考えると、一日を大切に生きることが、できると思います。
また、興味のある方は一読してみてください。