2009年06月29日
平成21年7月 休診のお知らせ
◇◆◇平成21年7月の休診のおしらせ◇◆◇
◎7月6日(月) 研修の為、午後の治療を休診とさせていただきます。
◎7月17日(金)所用の為、午前の治療休診とさせていただきます。なお、午後からは通常営業をしています。
以上間違えないようにお願いします。
◎7月6日(月) 研修の為、午後の治療を休診とさせていただきます。
◎7月17日(金)所用の為、午前の治療休診とさせていただきます。なお、午後からは通常営業をしています。
以上間違えないようにお願いします。
2009年06月26日
家も人間も土台が大切です。(2)
前回の記事で、足元のバランスの不具合が首肩まで影響をするとお話をしました。
そこで、今回は実例からそれを確かめていきたいと思います。
例えば、シューズの内側のソールが減った場合、下図のような足の軸になります。

そうすると、下の写真中の鏡に写っている姿見てもらえれればわかるのですが、正常時とシューズの内側ソールが削られたときでは、ソールの内側が削れると下半身は、内股になります。(内股正面立位の写真の青い線を見てください。)

正常立位正面の写真
正常立位側面の写真
内股立位正面の写真
内股立位側面の写真
そのまま立っていると腰が痛くなってくるので、腰を落とし、膝を曲げる立つようになります。(体の側面の写真にある青い線を見てください。)
そうすると今度は、腰が膝より後ろにくるので、重心のバランスを保つのが難しくなるために首肩を前に倒して姿勢を保つのです。
しかし、この状態を長く続けていると首・肩が緊張します。
こうゆう方が、治療院などに行って首・肩に電気治療や鍼灸治療を受けても、一時的に症状が改善されますが、また元に戻ってしまいます。
なぜ、症状が改善されないのか? 原因は、足元にあるからです。
足元の治療を行えば、体のバランスが整えられ、首肩の不快感も改善されます。
このように当院では、悪い部分だけを見るのではなく、全身を見て判断してから治療を行います。
皆様、お分かりになったでしょうか?
そこで、今回は実例からそれを確かめていきたいと思います。
例えば、シューズの内側のソールが減った場合、下図のような足の軸になります。

そうすると、下の写真中の鏡に写っている姿見てもらえれればわかるのですが、正常時とシューズの内側ソールが削られたときでは、ソールの内側が削れると下半身は、内股になります。(内股正面立位の写真の青い線を見てください。)

正常立位正面の写真

正常立位側面の写真

内股立位正面の写真

内股立位側面の写真
そのまま立っていると腰が痛くなってくるので、腰を落とし、膝を曲げる立つようになります。(体の側面の写真にある青い線を見てください。)
そうすると今度は、腰が膝より後ろにくるので、重心のバランスを保つのが難しくなるために首肩を前に倒して姿勢を保つのです。
しかし、この状態を長く続けていると首・肩が緊張します。
こうゆう方が、治療院などに行って首・肩に電気治療や鍼灸治療を受けても、一時的に症状が改善されますが、また元に戻ってしまいます。
なぜ、症状が改善されないのか? 原因は、足元にあるからです。
足元の治療を行えば、体のバランスが整えられ、首肩の不快感も改善されます。
このように当院では、悪い部分だけを見るのではなく、全身を見て判断してから治療を行います。
皆様、お分かりになったでしょうか?
2009年06月24日
家も人間も土台が大切です。(1)
テレビを見ていると、たまに欠陥住宅の特集をしていたりします。
家は、家の中が立派でも土台である基礎がしっかりしていなければ、長く持ちません。
人間も家と同様に、足元がしっかりしなければ、首や肩にまで影響します。
話はかわりますが、スポーツ選手(特に陸上競技の選手)を治療する鍼灸の先生は、必ず選手に現在履いているシューズを治療院に持ってくるように指導します。
これは、選手が気づかない内に自分のクセで走っていることが多いとされているからです。
これが顕著に表れるのがシューズの裏側。つまり、ソールです。
人によっては、外側のソールが減りやすい人もいれば、内側のソールが減りやすい人もいます。
そこで、なんでこれが肩首に影響するかと言うと、元々シューズのソールは、左右対称に作られています。
ですから、どちらか一方が減るとソールが減った方の筋肉バランスが乱れてしまいます。
しかし、人間は足元のバランスが悪くなっても、なんとか立っている姿勢を保持するしようとします。
そこで、足元から起こった不具合をそれより上の筋肉によって、バランスを補おうとします。
そうすると、どうしても体をねじらないとバランスがとれない状況も出てきます。
ねじれた状態が長く続くと、その部分の緊張が高まって、血行不良になり、コリや痛みを発症します。
その結果、足元のバランスが崩れると肩・首に影響が出てくるのです。

写真は、私の履きふるした靴です。青い丸で囲んだかかとのソールの部分が減っています。かかとの外側が減っているので、私の歩き方は、ややがに股ぎみで歩いていると思います。
家は、家の中が立派でも土台である基礎がしっかりしていなければ、長く持ちません。
人間も家と同様に、足元がしっかりしなければ、首や肩にまで影響します。
話はかわりますが、スポーツ選手(特に陸上競技の選手)を治療する鍼灸の先生は、必ず選手に現在履いているシューズを治療院に持ってくるように指導します。
これは、選手が気づかない内に自分のクセで走っていることが多いとされているからです。
これが顕著に表れるのがシューズの裏側。つまり、ソールです。
人によっては、外側のソールが減りやすい人もいれば、内側のソールが減りやすい人もいます。
そこで、なんでこれが肩首に影響するかと言うと、元々シューズのソールは、左右対称に作られています。
ですから、どちらか一方が減るとソールが減った方の筋肉バランスが乱れてしまいます。
しかし、人間は足元のバランスが悪くなっても、なんとか立っている姿勢を保持するしようとします。
そこで、足元から起こった不具合をそれより上の筋肉によって、バランスを補おうとします。
そうすると、どうしても体をねじらないとバランスがとれない状況も出てきます。
ねじれた状態が長く続くと、その部分の緊張が高まって、血行不良になり、コリや痛みを発症します。
その結果、足元のバランスが崩れると肩・首に影響が出てくるのです。

写真は、私の履きふるした靴です。青い丸で囲んだかかとのソールの部分が減っています。かかとの外側が減っているので、私の歩き方は、ややがに股ぎみで歩いていると思います。
2009年06月22日
お気に入りの本『PHPスペシャル2009 5月号』

この本は、タイトルに引かれて購入してまった。
そのタイトルは『逆境をチャンスに変える!』である。
「災い転じて福となす。」ということわざがあるが、人に言えても、実際自分がいざその立場になると迷ってしまうの人が多い
のではないかと思います。
この本の巻頭インタビューには、女優の米倉涼子さんが登場します。
逆境から脱出する方法について、質問を受けた米倉さんは、
『あるとき、今やるべきことを疎かにして遠い未来のことを考えても、それは紙の土台に石をのせるようなもので、絶対にうまくいかないって気づいたです。目の前のことを無心でがんばってやっていれば、おのずと結果はついてくるって。下を向くでもなく、上を見上げるでもなく、後ろを振り返るでもなく、きちんと前を見据えるようにしたら、すべてのことがスムーズに好転していったのです。』
と、答えていました。また「どんな壁でも、恐くなくなりましたか?」と質問に対して、
『前を向き、どうゆう壁なのかしっかり見れば、越える方法は必ずあると学びました。厚い壁ならドリルを使えばいいですし、高い壁なら掘ってしたからくぐってもいい。ひとりじゃ無理なら、みんなに持ち上げてもらってよじ登ることだってできるはずです。大事なのは、そこから絶対に逃げないこと。私は現在いろんな夢が形をなって幸せですが、そんな今があるのもきっと、どの時点においても尻尾を巻いて逃げなかったからではないとと思うんです。』
この答えは、男性ぽい性格の米倉さんらしい返答だと思います。
また、インタビューの最後にコメントに感動しました。
『先輩方を見ていても、苦労された方ほど魅力がある。酸いも甘いも、味わってこそ人生なんでしょうね。痛い目だって、経験しなくちゃどれだけ痛いのかわかりません。そう考えれば逆境も、私にとってかけがえのない宝物なのです。』
さすがに人気女優さんの言うことは違うなと思いました。発言もご立派!!
私も米倉さんみたいな心境になれればと、思うしだいです。
2009年06月19日
人間は左右非対称の動物である。
テレビで美容番組を見ていると、顔の半分にさくを入れて写真を撮影すると、顔が左右非対称に写って出てくることがあります。
また、普段は気づきませんが、自分の姿全体を鏡でよく見てみると、左右の肩の高さが違うことに気づきます。
これらは、生活習慣(字を書く姿勢、食事の姿勢、仕事をしている時の姿勢、電車の座イスに座っている姿勢など)が原因だと思われます。
私達は、気づかない内に生活習慣に慣れた姿勢をしており、この姿勢を維持するために、体がねじれてバランスをとっています。
当然バランスが崩れれば、筋肉でも緩む所もあれば、引っ張られて緊張するところが出てきます。そうなれば、両肩の高さが違ってきてもおかしくはありません。
左右で筋肉の緊張が違えば、筋肉の上にあり皮膚の部分にある“ツボ”に、影響が出ないはずがありせん!!
もちろん、左右同じ位置にあるツボの緊張も違ってきます。
実際に皆さんもやっていただくとわかるのですが、
例えば、両腕にある手三里(下の図を参照)というツボ。肘を曲げて外側を見ると、曲げた部分に深いしわができます。この部分は曲池(きょくち)というツボがあります。この曲池より指二本ぶん前に手三里というツボがあります。だいたいこのツボの周囲を押してみるとわかるのですが、左右のツボの緊張が違うことがわかります。

これは、体がねじれているからです。
つまり、治療ではこのねじれを修正する必要があります。
ですから、鍼治療(はりちりょう)では、両方に治療せずに、どちらか一方に治療を行い、体のバランスを取るようにします。
また、灸治療(きゅうちりょう)では左右同時にお灸行います。左右のバランスが崩れているときは、どちらか一方が熱く感じます。一般的に病んでいるツボは、お灸をしてもあまり熱く感じません。ですから、左右にお灸をして、両方とも同じ熱さに感じられるようになったときに、バランスが改善したと判定します。
以上が、私が治療を行うときのポイントとしている部分です。
そして、バランスという考えでいけば、病んでいる場所だけが悪いとは限りません。
別の場所が慢性化して病んでおり、あまり目立たない状態にあり、そこからバランスがくずれ、体がねじれて弱っている場所に症状が出現する場合もあります。
ですから、治療を行う場合は、苦しく感じる患部だけを診るのではなく、全身を診る必要があると思います。
また、普段は気づきませんが、自分の姿全体を鏡でよく見てみると、左右の肩の高さが違うことに気づきます。
これらは、生活習慣(字を書く姿勢、食事の姿勢、仕事をしている時の姿勢、電車の座イスに座っている姿勢など)が原因だと思われます。
私達は、気づかない内に生活習慣に慣れた姿勢をしており、この姿勢を維持するために、体がねじれてバランスをとっています。
当然バランスが崩れれば、筋肉でも緩む所もあれば、引っ張られて緊張するところが出てきます。そうなれば、両肩の高さが違ってきてもおかしくはありません。
左右で筋肉の緊張が違えば、筋肉の上にあり皮膚の部分にある“ツボ”に、影響が出ないはずがありせん!!
もちろん、左右同じ位置にあるツボの緊張も違ってきます。
実際に皆さんもやっていただくとわかるのですが、
例えば、両腕にある手三里(下の図を参照)というツボ。肘を曲げて外側を見ると、曲げた部分に深いしわができます。この部分は曲池(きょくち)というツボがあります。この曲池より指二本ぶん前に手三里というツボがあります。だいたいこのツボの周囲を押してみるとわかるのですが、左右のツボの緊張が違うことがわかります。


これは、体がねじれているからです。
つまり、治療ではこのねじれを修正する必要があります。
ですから、鍼治療(はりちりょう)では、両方に治療せずに、どちらか一方に治療を行い、体のバランスを取るようにします。
また、灸治療(きゅうちりょう)では左右同時にお灸行います。左右のバランスが崩れているときは、どちらか一方が熱く感じます。一般的に病んでいるツボは、お灸をしてもあまり熱く感じません。ですから、左右にお灸をして、両方とも同じ熱さに感じられるようになったときに、バランスが改善したと判定します。
以上が、私が治療を行うときのポイントとしている部分です。
そして、バランスという考えでいけば、病んでいる場所だけが悪いとは限りません。
別の場所が慢性化して病んでおり、あまり目立たない状態にあり、そこからバランスがくずれ、体がねじれて弱っている場所に症状が出現する場合もあります。
ですから、治療を行う場合は、苦しく感じる患部だけを診るのではなく、全身を診る必要があると思います。
2009年06月16日
オレンジのリング

皆さん!! 上の写真に写っているオレンジのリングは、なんだと思いますか?
これは、認知症サポーターのリングです。
高齢化社会が加速する日本では、現在85歳の4人に1人は、認知症の方と言われています。
近い将来日本は、認知症の方が近くに住んでいるのが当たり前となる時代が、そこまで来ています。
そんな世の中になることを見越して、『認知症の方でも、安心して住みなれた場所で生活していただこう』という動きがあります。
それには、絶対に周囲の理解が必要となります。
周囲の理解を得るには、認知症のことを知っている人を増やさなければいけません!!
そこで、各地で『認知症ミニ講座』が開かれています。
その講座を受講した方に、オレンジにリングがプレゼントされるのです。
地域にオレンジにリングをした人に囲まれることが、高齢者にとって安心して過せる場所になると思います。
皆さんもぜひ、受講してみてください。
2009年06月15日
f-Bizに行ってきました。

(f-Biz前で記念撮影する私。所員の安川さん、写真を撮っていただき、ありがとうございました。)
平成21年6月12日(金)に富士市産業支援センター(通称:f-Biz)に行ってきました。
f-Bizは、富士市の地域産業支援を目的に設置された公的機関です。
センター長さんは、SOHO静岡初代インキュベーションマネージャーの小出宗昭さんです。
今回は、センター長の小出さんが出演されていたNHKの『会社の星』を私が見て、感想メールを小出さんに送ったところ、一度「お話をしたい」と誘いを受けまして、出かけました。
約束の時間は午前10時でしたが、それより前に到着してセンターに入りました。
私の話を聞いてくれた方は、7月からこちらに赴任される経営コーディネーターの安川典克さんでした。
二人で話しをしている間に、センター長の小出さんが部屋に入ってこられ、名刺交換だけさせていただき、お忙しいのか席を外されました。
その後も、安川さんと私と話をすすめ、鍼灸に対する思いや治療に対する考え方、また副業として行っているケアマネージャーの仕事など色々話を聞いていただき、アドバイスをいただきました。
個人で経営する商いは、自分を信じなければ、前に進めません。しかし、自分の思いに暗示がかかりすぎると周囲が見えなくなり、現状をしっかり把握しなしくり、失敗の方向に突き進んでしまうこともあります。
今回、第三者に自分の考えをアドバイスを受ける機会があったことは、私にとって貴重な経験をさせていただきました。
このような、機会を与えてくださったセンター長の小出さんと安川さんに感謝したいと思います。
また、面談では私がほぼ一方的に話しをしていましたが、安川さんにも「良かったですよ。また、来てください。」と言われたときは、ほっとしました。
今回地元の産業支援センターの方々に、私という人間を知っていただいたことは、これからの自分に仕事の励みになります。
f-Bizの方々とは、これからも良いおつき合いができたらなーと思います。

(今回名刺交換をさせていただきました。センターの小出さんと所員の安川さんの名刺です。)
2009年06月14日
院長プロフィール
◇◆◇ 院長 久保田修のプロフィール ◇◆◇

経歴 昭和63年 はり師・きゅう師免許取得
平成元年 明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学)鍼灸学部・鍼灸学科卒業(鍼灸学士)
平成18年 介護支援専門員(ケアマネージャー)に登録される。
平成19年 認知症介護実践者研修終了
平成25年 福祉用具専門相談員講習会終了
以上現在に至る。
主な資格
はり師・きゅう師免許
介護支援専門員(ケアマネージャー)
認知症介護実践者研修終了
福祉用具専門相談員

経歴 昭和63年 はり師・きゅう師免許取得
平成元年 明治鍼灸大学(現:明治国際医療大学)鍼灸学部・鍼灸学科卒業(鍼灸学士)
平成18年 介護支援専門員(ケアマネージャー)に登録される。
平成19年 認知症介護実践者研修終了
平成25年 福祉用具専門相談員講習会終了
以上現在に至る。
主な資格
はり師・きゅう師免許
介護支援専門員(ケアマネージャー)
認知症介護実践者研修終了
福祉用具専門相談員
2009年06月12日
お気に入りの本『道をひらく 松下幸之助著』

私は、あるビジネス書を読んだときに、無一文から会社を立ち上げ1年半で、年収をサラリーマン時代から9倍にアップさせたある社長さんが『ビジネスセレブの方は、成功するまでに二千冊から三千冊の本を読んでいる』と記事に書いてあるのを見て自分の不勉強さを痛感させられました。
でも、二千冊の本を買いつづければ置く場所もないし、財布の中も無くなってしまうし............(笑い)。
そんなことで、小市民の私は、月1冊本を読むことを目標にしています。
しかし、もともと読書が好きなタイプではないので、小説みたいな長く文章が続くのは、苦手です。
ですから、たいてい読む本は、タイトルがある短文を集めた形のビジネス書がほとんどなのが、現状です。
そんな中で今回紹介する本は、私のバイブルとも言える本です。
その本のタイトルは『道をひらく』です。著者は、松下幸之助さん。
松下幸之助を知らない人は、いませんよねー。松下電器(現在のパナソニック)の創業者です。
この『道をひらく』という本は、PHP研究所の機関誌「PHP」の裏表紙に連載された短文を集めた本です。
この中で私は「素直に生きる」という短文が好きです。その中でも好きな文章を紹介したいと思います。
「素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚(うぬぼれ)を生む。逆境、順境いずれも問わぬ。それはそのときの人に与えられた一つの運命である。ただその境涯(きょうがい⇒身の上の境遇)に素直に生きるがよい。」
人間は、欲を持った動物です。自分の思ったことが上手くいかな時は、“周りが悪い”或いは“世間が悪い”と言ってしまいま
す。
また、自分の思ったことが上手にいったときは、“自分実力である”と思ってしまいます。で、その調子で次に進むので、しだいに周囲とかみ合わなくなり、失敗をする。
凡人の私は、いままでこのような人生を歩んできたと感じます。
松下幸之助は、人間の人生の短さを実感し、だからこそ時間を大切にし、一瞬一瞬を真剣勝負に生きたのではないかと、この本を読むと感じます。
この本を読んだ後は、気持ちが引き締まり、新鮮な気持ちを持って物事にあたることができます。
本って不思議ですね。読んだ後、著者の気持ちが自分に映し出されて、その気分にさせてしまいます。
皆さんも機会があれば、一度読んで見てください。
2009年06月10日
久しぶりの恩師との出会い
平成21年5月17日(日)静岡市葵区伝馬にあるマイホテル竜宮にて、静岡県鍼灸学術研修会が主催して、勉強会が開催されました。
講演は『運動器系愁訴に経筋を応用した膝治療』と題して、講師は、明治国際医療大学 鍼灸学部 篠原昭二先生を招いて行われました。
篠原先生は、私にとっては思い出深い先生で、学生時代一時期所属していた漢方研究部の顧問をされていて、その部を辞めたいために直訴した思い出や大学附属病院の研修生時代にもお世話になり、私の東洋医学を学ぶきっかけを作ってくれたのも篠原先生でした。
講義の前に挨拶しにいきました。十年近くお会いしていかなかったのですが、先生から「久保田か、久しぶりだな」と言われ、忘れた存在になっていなかったことにホットしました。
講義の中で、先生が腫瘍マウスにお灸をしていたことを話したときには、昔のことを思い出して笑ってしまいました。
私も病院の研修生時代に、篠原先生のお手伝いとして、腫瘍マウスのお灸に付き合わされていました。
先生がマウスにお灸したとき、マウスが“チュー”と目に涙を浮かべ、失禁をしていたことを........
ねずみさんにとっては、治療でなく、ストレスだったことを思い出してしまいました。
その時に、昔にタイムスリップしたように感じになりました。
講義が終わり、先生に挨拶をして、帰宅しました。
帰宅したとき、昔を思い出させてくれた篠原先生に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
なお、今回講義内容の“経筋(けいきん)”については、別の機会に皆様にもお話いたしたいと思います。

スライドを身ながら講義する篠原先生
講演は『運動器系愁訴に経筋を応用した膝治療』と題して、講師は、明治国際医療大学 鍼灸学部 篠原昭二先生を招いて行われました。
篠原先生は、私にとっては思い出深い先生で、学生時代一時期所属していた漢方研究部の顧問をされていて、その部を辞めたいために直訴した思い出や大学附属病院の研修生時代にもお世話になり、私の東洋医学を学ぶきっかけを作ってくれたのも篠原先生でした。
講義の前に挨拶しにいきました。十年近くお会いしていかなかったのですが、先生から「久保田か、久しぶりだな」と言われ、忘れた存在になっていなかったことにホットしました。
講義の中で、先生が腫瘍マウスにお灸をしていたことを話したときには、昔のことを思い出して笑ってしまいました。
私も病院の研修生時代に、篠原先生のお手伝いとして、腫瘍マウスのお灸に付き合わされていました。
先生がマウスにお灸したとき、マウスが“チュー”と目に涙を浮かべ、失禁をしていたことを........
ねずみさんにとっては、治療でなく、ストレスだったことを思い出してしまいました。
その時に、昔にタイムスリップしたように感じになりました。
講義が終わり、先生に挨拶をして、帰宅しました。
帰宅したとき、昔を思い出させてくれた篠原先生に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
なお、今回講義内容の“経筋(けいきん)”については、別の機会に皆様にもお話いたしたいと思います。

スライドを身ながら講義する篠原先生
2009年06月08日
弁証論治(べんしょうろんち)はPDCAサイクルに似ている。
現代のビジネスパーソンは、“自分で考え行動できる人”が必要とされていると言われいます。
これは、待ちの姿勢では、現代の社会の生存競争に勝ち残ることは、できないことを示してのでは
ないでしょうか。
でも、企画が立てて実行するだけでは、ダメである。結果と考察をしなければ、次に生きてくるもの
がないと思います。
物を作る生産現場では、生産管理や品質管理では、PDCAサイクルという手法が用いられています。
PDCAとは、それぞれの頭文字をとったもの
P(Plan:計画)、D(Do:実行・実施)、C(Check:点検・評価)、A(Action:改善) 物を作るときに、P⇒D⇒C⇒Aと進み、またPに戻るという。これは、より良い品質を作るための基本的な考え方です。
私が鍼灸治療(しんきゅうちりょう)で行っている弁証論治(べんしょうろんち)の考え方も、PDCAサイクルに似ていると思います。
P(Plan:診察を行い、証〔東洋医学的な診断]をたて、治療方針を決める)
▽
D(Do:治療方針に従って、治療を行う)
▽
C(Check:症状の軽減や体の変化〔顔色の変化、舌の色や形の変化、脈の変化の有無、お腹・背中のツボの変化など〕を確認する)
▽
A(Action:治療後の変化から、養生法と次の治療に生かす反省点を見つけ出す)

少し無理に押し込めた感じがありますが....
要は何を言いたいのかと言うと、この世に万能のツボや治療法は存在はしません。 しっかりと治療計画をたて、それをまず実行する。そして、結果を把握し、次にどんな養生や治療をしたら良いか考える。
この一連のサイクルがあって始めて、確実で治療効果のある治療が行えるのです。それには、何が効果があるかしっかりと確認しなければいけない。そうなると1本の鍼(はり)が体にどう影響しているのかを追う必要がでます。
そうして、確実に効果が出る鍼灸治療(しんきゅうちりょう)が行われると思います。
これは、待ちの姿勢では、現代の社会の生存競争に勝ち残ることは、できないことを示してのでは
ないでしょうか。
でも、企画が立てて実行するだけでは、ダメである。結果と考察をしなければ、次に生きてくるもの
がないと思います。
物を作る生産現場では、生産管理や品質管理では、PDCAサイクルという手法が用いられています。
PDCAとは、それぞれの頭文字をとったもの
P(Plan:計画)、D(Do:実行・実施)、C(Check:点検・評価)、A(Action:改善) 物を作るときに、P⇒D⇒C⇒Aと進み、またPに戻るという。これは、より良い品質を作るための基本的な考え方です。
私が鍼灸治療(しんきゅうちりょう)で行っている弁証論治(べんしょうろんち)の考え方も、PDCAサイクルに似ていると思います。
P(Plan:診察を行い、証〔東洋医学的な診断]をたて、治療方針を決める)
▽
D(Do:治療方針に従って、治療を行う)
▽
C(Check:症状の軽減や体の変化〔顔色の変化、舌の色や形の変化、脈の変化の有無、お腹・背中のツボの変化など〕を確認する)
▽
A(Action:治療後の変化から、養生法と次の治療に生かす反省点を見つけ出す)

少し無理に押し込めた感じがありますが....
要は何を言いたいのかと言うと、この世に万能のツボや治療法は存在はしません。 しっかりと治療計画をたて、それをまず実行する。そして、結果を把握し、次にどんな養生や治療をしたら良いか考える。
この一連のサイクルがあって始めて、確実で治療効果のある治療が行えるのです。それには、何が効果があるかしっかりと確認しなければいけない。そうなると1本の鍼(はり)が体にどう影響しているのかを追う必要がでます。
そうして、確実に効果が出る鍼灸治療(しんきゅうちりょう)が行われると思います。
2009年06月05日
少ないハリで、さまざまな症状が改善するメカニズム
皆さん、いきなりクイズです。
さて、1~3本の鍼(はり)を使って、患者さん訴えるさまざまな症状を治療するにはどのようにしたらよいのでしょうか?
ちなみに、これはマジックではありません。
その答えは、患者さんの訴える症状を“病気の型”として分類して、これに合う治療を行えば、少ない鍼(はり)で、治すことができます。
東洋医学では、この“病気の型”は『証(しょう)』と言います。西洋医学で言うと『診断名』に当たります。
そして、診断名である『証』を見つけ出すには、西洋医学に当たる診察・検査が必要になってきます。
それに当たるのが、問診(もんしん⇒患者さんの訴えや生活状況をきく)・舌診(ぜっしん⇒舌の色や形をみる)・脈診(みゃくしん⇒みゃくの硬さや速さをみる)・腹診(ふくしん⇒内臓に近いお腹のツボの反応をみる)・背候診(はいこうしん⇒内臓に近い背中のツボの反応をみる、背中の筋肉のバランスをみる)・手足にあるツボの反応をみる原穴診(げんけつしん⇒ケイラク《ツボの流れ》の状態をみる)です。
以上の診察で得た情報から、東洋医学4千年の経験から考えられた“病気の型”、つまり『証』を引き出すのです。
そして、『証』に合った治療方法を行うのです。東洋医学では、このことを『弁証論治(べんしょうろんち)』と言います。
内容的には、西洋医学と同じです。『患者さんが訴えている症状に対して、悪い場所を見つけて、そこを集中的に治療を行うこと』とほとんどかわりません。
違うといえば、経験が重視されるので、何がこの“病気の形”に効果があったのか、はっきりさせる必要があります。
ここで、たくさんのツボに鍼灸治療(しんきゅうちりょう)を行うと“どのツボが効果があった”のか、わからなくなってしまいます。
ですから、少ないツボを刺激して効果を判断する必要性が出てきます。これが、少ない鍼(はり)で治療を行う理由になります。
“病気の型”つまり『証』を使った治療は、先人が作った経験を元に考えだされています。そして、少ない鍼(はり)は、身体に負担をかけなく、主に手足・お腹・背中に治療を行うので、安全性が高い方法です。
これからも、「この治療方法の素晴らしさを皆さんに伝えていけたら良いかな」と思っています。
さて、1~3本の鍼(はり)を使って、患者さん訴えるさまざまな症状を治療するにはどのようにしたらよいのでしょうか?
ちなみに、これはマジックではありません。
その答えは、患者さんの訴える症状を“病気の型”として分類して、これに合う治療を行えば、少ない鍼(はり)で、治すことができます。
東洋医学では、この“病気の型”は『証(しょう)』と言います。西洋医学で言うと『診断名』に当たります。
そして、診断名である『証』を見つけ出すには、西洋医学に当たる診察・検査が必要になってきます。
それに当たるのが、問診(もんしん⇒患者さんの訴えや生活状況をきく)・舌診(ぜっしん⇒舌の色や形をみる)・脈診(みゃくしん⇒みゃくの硬さや速さをみる)・腹診(ふくしん⇒内臓に近いお腹のツボの反応をみる)・背候診(はいこうしん⇒内臓に近い背中のツボの反応をみる、背中の筋肉のバランスをみる)・手足にあるツボの反応をみる原穴診(げんけつしん⇒ケイラク《ツボの流れ》の状態をみる)です。
以上の診察で得た情報から、東洋医学4千年の経験から考えられた“病気の型”、つまり『証』を引き出すのです。
そして、『証』に合った治療方法を行うのです。東洋医学では、このことを『弁証論治(べんしょうろんち)』と言います。
内容的には、西洋医学と同じです。『患者さんが訴えている症状に対して、悪い場所を見つけて、そこを集中的に治療を行うこと』とほとんどかわりません。
違うといえば、経験が重視されるので、何がこの“病気の形”に効果があったのか、はっきりさせる必要があります。
ここで、たくさんのツボに鍼灸治療(しんきゅうちりょう)を行うと“どのツボが効果があった”のか、わからなくなってしまいます。
ですから、少ないツボを刺激して効果を判断する必要性が出てきます。これが、少ない鍼(はり)で治療を行う理由になります。
“病気の型”つまり『証』を使った治療は、先人が作った経験を元に考えだされています。そして、少ない鍼(はり)は、身体に負担をかけなく、主に手足・お腹・背中に治療を行うので、安全性が高い方法です。
これからも、「この治療方法の素晴らしさを皆さんに伝えていけたら良いかな」と思っています。
2009年06月03日
思わず、目を疑っちゃいました!

6月1日(月)に、いつものように記事を投稿して、確認のためブログを開くと、驚いてしまいました。
なんと、昨日(5月31日)のアクセスカウンターが152になっているのではありませんか!!
しかも、記事を投稿していない日にこの数字ですよー。
思わず、“これは、何かの間違いではないか”と思ってしまいました。
でも、こんなに多くの方が見いただいたことに、本当に感謝、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、できるだけ多くの方に見ていただけるように、頑張っていきたいと思います。
皆様、どうぞこれからも、よろしくお願いします。
2009年06月01日
ブログ『鍼灸師のつぶやき』休止のお知らせ
『鍼灸師のつぶやき』を開設して1年が経過しました。
始めてのブログに戸惑いながら、試行錯誤の中で記事を掲載してきました。
開設当初は、ほとんどアクセスもない状態でしたが、一部の熱心にブログを見てくださる方がいることを励みにしてきました。
今年4月に入り、地元静岡県内のサイトにブログを開設に両方に掲載してきましが、今の状態で続けることは、どちらも中途半端な格好になってしまうように感じます。
従って、今後は新しく開設した『そうたく治療院のかわら版』に力を入れるべきだと判断をし、『鍼灸師のつぶやき』は、当分の間休止することにしました。
いままでの『鍼灸師のつぶやき』に掲載していた介護に記事も、今後は『そうたく治療院のかわら版』に掲載していくようにします。
『鍼灸師のつぶやき』を愛読してくださった皆さん、ありがとうございました。
今後も『そうたく治療院のかわら版』をよろしくお願いします。
始めてのブログに戸惑いながら、試行錯誤の中で記事を掲載してきました。
開設当初は、ほとんどアクセスもない状態でしたが、一部の熱心にブログを見てくださる方がいることを励みにしてきました。
今年4月に入り、地元静岡県内のサイトにブログを開設に両方に掲載してきましが、今の状態で続けることは、どちらも中途半端な格好になってしまうように感じます。
従って、今後は新しく開設した『そうたく治療院のかわら版』に力を入れるべきだと判断をし、『鍼灸師のつぶやき』は、当分の間休止することにしました。
いままでの『鍼灸師のつぶやき』に掲載していた介護に記事も、今後は『そうたく治療院のかわら版』に掲載していくようにします。
『鍼灸師のつぶやき』を愛読してくださった皆さん、ありがとうございました。
今後も『そうたく治療院のかわら版』をよろしくお願いします。