2009年06月12日
お気に入りの本『道をひらく 松下幸之助著』

私は、あるビジネス書を読んだときに、無一文から会社を立ち上げ1年半で、年収をサラリーマン時代から9倍にアップさせたある社長さんが『ビジネスセレブの方は、成功するまでに二千冊から三千冊の本を読んでいる』と記事に書いてあるのを見て自分の不勉強さを痛感させられました。
でも、二千冊の本を買いつづければ置く場所もないし、財布の中も無くなってしまうし............(笑い)。
そんなことで、小市民の私は、月1冊本を読むことを目標にしています。
しかし、もともと読書が好きなタイプではないので、小説みたいな長く文章が続くのは、苦手です。
ですから、たいてい読む本は、タイトルがある短文を集めた形のビジネス書がほとんどなのが、現状です。
そんな中で今回紹介する本は、私のバイブルとも言える本です。
その本のタイトルは『道をひらく』です。著者は、松下幸之助さん。
松下幸之助を知らない人は、いませんよねー。松下電器(現在のパナソニック)の創業者です。
この『道をひらく』という本は、PHP研究所の機関誌「PHP」の裏表紙に連載された短文を集めた本です。
この中で私は「素直に生きる」という短文が好きです。その中でも好きな文章を紹介したいと思います。
「素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚(うぬぼれ)を生む。逆境、順境いずれも問わぬ。それはそのときの人に与えられた一つの運命である。ただその境涯(きょうがい⇒身の上の境遇)に素直に生きるがよい。」
人間は、欲を持った動物です。自分の思ったことが上手くいかな時は、“周りが悪い”或いは“世間が悪い”と言ってしまいま
す。
また、自分の思ったことが上手にいったときは、“自分実力である”と思ってしまいます。で、その調子で次に進むので、しだいに周囲とかみ合わなくなり、失敗をする。
凡人の私は、いままでこのような人生を歩んできたと感じます。
松下幸之助は、人間の人生の短さを実感し、だからこそ時間を大切にし、一瞬一瞬を真剣勝負に生きたのではないかと、この本を読むと感じます。
この本を読んだ後は、気持ちが引き締まり、新鮮な気持ちを持って物事にあたることができます。
本って不思議ですね。読んだ後、著者の気持ちが自分に映し出されて、その気分にさせてしまいます。
皆さんも機会があれば、一度読んで見てください。
「人生最強の名言集』とういうサイトの中に「座右の書』として『道をひらく』を紹介しているページになります。
http://jsm.livedoor.biz/
私のブログを見ていただきましてありがとうございました。
武田様のサイトを拝見しましたが、まだブログ初心者の私には、どうしたら書評リンクできるのかわかりませんでした。
私は、一般人として参考になった本を紹介しているだけなので、みなさんに自慢できるほどのコメントはできていないと思います。
なので、その点を配慮していただければ、ありがたく存じます。