2013年10月29日

福祉用具専門相談員講習会 最終日です。

 
 平成25年10月22日(火) 福祉用具専門相談員講習会6日目が静岡市有料老人ホーム まはえさんで行われました。

 この日が講習会最終日でした。

 まず、出席を取ってからグループワークを始めました。

 課題は、前回宿題となっていた事例について、検討しました。

 その事例とは、脳梗塞を発症して入院し、半身マヒがある妻とパーキンソン病で入院している夫の夫婦が退院して、自宅で過ごせるように住宅改修せよ・・・

 グループワークでは、まず自分が考えたプランを発表して、つぎにグループ内の発表を一通り聞いてから、グループでまとめる作業をしました。

 これが、なかなか大変で、ゆうに午前中過ぎてしましました。

 なぜかというと、改修だけでなく、かかるお金をすべて算定して、発表をしなければいけなかったからです。

 例えば、介護保険の住宅改修は、一人一軒20万までなのですが、最初に一軒20万円と思い込んでいたり、介護保険のレンタルできる福祉用具の選定したもののレンタル料の計算をしたりと図面に手すりやスロープを配置するだけでなかったのです。

 だから、午前中はグループ内でどこに手すりやスロープをつけるかで終わってしまいました。

 お昼は、まはえさんのランチ。

             

 今回は酢豚が入っており、おいしくいただきました。face02

 そして、午後からまたグループワークをおこないましたが、他のグループは予定の2時に終了したのですが、うちのグループはまだできず、一時間延長してもらいました。

 最後は、予定の3時に近づくと、住宅改修と福祉用具購入物の計算、福祉用具レンタル料と自分達が予想した介護サービスの料金と合算して支給限度額を超えないかを確認しました。

 まず、住宅改修は、お二人で40万円内に、夫の介護サービス料金と福祉用具レンタルは支給限度額内になったのですが、妻は支給限度額をオーバーしてしまったのですが、時間がないので変更せずに提出をしました。

 発表は私がしたのですが、途中緊張してしまい、十分な説明ができない部分があったのですが、プランに対する評価はいただけました。

 5時には、修了式を行い、今回参加した14名一人一人に終了手渡され、6回にわたり行われました福祉用具専門相談員の講習会が修了しました。

              

 その模様はまはえさんのブログ(http://ameblo.jp/mahae-shizuoka/)でご覧になれます。

 短い講習会でしたが、まはえスタッフの皆さんと参加者の皆さんのおかげで充実した研修をすることができました。

 出会いに感謝です。face22  


Posted by 久保田さん  at 14:54Comments(2)介護

2013年10月26日

第29回静岡県マスターズ陸上競技会 鍼灸ボランティアに参加しました。

 
平成25年10月20日(日)静岡県草薙総合運動場陸上競技会場にて、第29回静岡マスターズ陸上競技会が開催されました。

 その鍼灸ボランティアに参加をしました。

 当日は、朝から天気が悪く、途中雨がひどく降ったのにかかわず、競技が続行されました。

             

 この大会にかける選手の熱は、すごいものがあります。emoji11

 また、ボランティアにおいては、今回私は受付を担当したのですが、若い鍼灸師の先生たちが選手の皆さんに鍼の施術を行い、コンディション作りのお手伝いをしました。

             

 お昼は、大会関係者から用意をされたお弁当をいただきました。

 三色丼みたいなお弁当で、おいしくいただきました。face02

             

 朝8時から初めて、午後3時にて受付を終了しましたが、60名の選手に利用していただきました。

 中には、競技と競技の間に2回施術を受けられるからもいました。

 でも、なにかのトラブルなしに無事にボランティアを終了したことが、何より一番でした。face22
  


Posted by 久保田さん  at 14:51Comments(0)鍼灸コラム

2013年10月23日

福祉用具専門相談員講習会5日目です。

平成25年10月15日(火) 福祉用具専門相談員講習会5日目が静岡市有料老人ホーム まはえさんで行われました。

 この日は朝は雨も降らずに会場に行けました。

 さて、午前中は排泄の勉強でした。

 排泄にかかわる福祉用具には、まずトイレで用を足すときに、立ち上がるのがたいへんとなると手すりが必要になります。

 また、トイレに行くのが、間に合わず漏れてしまう方には、ポターブルトイレがあります。

 実習では、いくつかのポータブルトイレを見せていただきましたが、最近では便座が温まる機能や温水便座がついているものもあるようです。

 また、ポータブルトイレには、高さや立ち上がりのときに斜めになり補助を電動できる優れものもあるようです。

 さて、午前中が終わると昼食休憩に・・・

 お昼はまはえのランチ・・・

             

 いんげんの胡麻和えなどおいしくいただきました。

 午後は、入浴の勉強。

 施設の2Fの入居者さんのお風呂と1Fのディサービスのお風呂を見せていただきました。

 なかでも、ディサービスにある機会浴という浴槽は、取り外しができ、取り外した部分に利用者さんが座るイスがついております。

 利用者さんがそのイスに座るとその部分とお風呂の本体と合体させ、お湯をいれると湯船につかれるというもの。

 戦隊ものが好きな方には、ロボットの合体シーンを感じさせるものでありました。

 それが、終わると浴室の住宅改修についての検討会。

 まず、事例として、左半身まひの方が自分でお風呂に入り、体を洗ってその後湯船に入り、湯船から出て浴室を出るまでにどのような改修を行えばよいのかという問題がでました。

 この問題には、もちろん浴室に入ったときには段差がありますし、床はすべりやすいかもしれませんし、おまけに浴槽が左上についてありました。

 想像がつかないと思いますが、このケースの場合(左半身マヒと浴槽が左上にあること)、浴室に入って体を洗い浴槽に入るまではスームズに感がられるのですが、今度は浴槽から出でて、浴室からでることがたいへんなのです。

 しかも、この改修にはお金がないので、なるべくなら負担がからないようにと、実際どれくらいお金がかかるか計算をして予算を出してみよとの課題もついてありました。

 最初は、個人で考えその後4人一組で考えるグループワークに移り、考えてみました。

 私がいたグループワークでは、介護保険にてできる住宅改修の限度額20万と福祉用具のレンタル(シャワーイス等)を組み合わせて、1万9千円ぐらいに抑えることができました。

 この場合は、浴室を住宅改修の限度額20万を利用したため、利用者さんが支払う金額が1万9千円ぐらいで済むといことになります。

 だから、介護保険を利用しない、或いは利用したけれど限度額の20万を超えると、支払額が増えてしまうことになります。

 その制度をおかげで、今回の事例のケースでは、左半身マヒでもご自身で動ける動線を確保できました。

 今回浴室の住宅改修で学んだことは、利用者が動きやすい動線を確保するためと、費用を抑えるためには制度もしっかりと利用しなと良い住宅改修ができないことを学びました。

 さて、この日は最後に来週の課題として、家丸ごと一軒の住宅改修の事例を検討してくるように宿題がでました。

 何しろ、家一軒となると、想像がつかないようで、私を含めて仲間がいるうちに話あって宿題をしようとする人がいました。

 なにしろ、この時に大型台風の26号が近づいているかからずに・・・・face08

 でも、ある程度考えがまとまったところで終了し、雨に中家路に帰りました。face17

  


Posted by 久保田さん  at 17:54Comments(0)介護

2013年10月19日

松屋 生姜だし牛めしを食べてみました。

 SOHO静岡のセミナー(平成25年10月11日)終了後、松屋の立ち寄り夕食を食べました。

 今回注文したのは、生姜だし牛めしでした。

 注文してすぐにトイレに入ったのですが、トイレから出てきたら既に注文したものが席においてありました。(face08早い!!)

             

 さっそく食してみると・・・・

 ダイコンのしゃきしゃき感と生姜がミックスしており、牛丼なのになぜかあっさりとした味付けになっています。

 ダイコンには透明のネバネバした感があるのですが、これがごはんを交わるとあっさり感がさらに高まります。

 確かに、牛丼を食べたのですが、これだけあったりとした牛丼を食べたのは初めてでした。face08

 牛丼を食べると胃がもたれる方には、このメニューは最適だと思います。

 また、新しいメニューに巡り合えることを楽しみに、次回来店をしたいと思います。face22  


Posted by 久保田さん  at 18:29Comments(0)院長の独り言

2013年10月16日

今、企業が注目する顧客体験とは・・・

平成25年10月11日(金)に静岡市のペガサート6階にて、SOHOしずおかのセミナーがありましたので、行ってきました。

 今回は「カスタマーエクスペエンスの重要性を知る」と題して、株式会社エンパスリンク代表取締役 高見俊介氏が講演をされました。

 このカスタマーエクスペエンスとは、日本語では顧客価値または、顧客体験という言葉が当てはまるそうです。

 では、なぜ顧客体験が重要になったか・・・

 戦後のもの不足からモノ余りで、ITの普及・グロバール化でもっとも良質なものがもっともリーズブルに入手できる時代になる。

 よって、企業から商品やサービスを提供する従来のやり方が通じなくなり、選択肢は顧客が持つことになってきた。

 あるアンケートでは、「優れた顧客体験が保証されるのであれば、通常以上の価値を支払ってもかまわない。」という人が85%いたのに対して、「良い体験がなければ取引を中止する」と答えた人が82%いたとか。

 では、満足する顧客体験とは、

 ・自分のことを分かってくれる。

 ・自分の価値を認めてくれる。

 ・自分のことをよく聞いてくる。

 ・自分の価値を共有している。

 と、顧客の心の部分に触れる商品やサービスであることが重要になってくるとか。

 今後は、企業がもっている常顧客の意見を聞きながら、商品開発を進めることがキーポイントになるそうです。

 以上、今回のセミナーを自分なりに意訳していみましたが、良いもの・良い商品より自分に合ったもの・自分に合った商品に顧客の価値が変わってきてように感じました。

 今後、この流れは医療や介護にも影響するものと思われます。

 世の中が急速に変化する時代に、一人の人間が価値観や考え方を変えていくには容易ではなく、大変だなと今回のセミナーを聞いて感じたしだいです。face17  


Posted by 久保田さん  at 18:36Comments(0)院長の独り言

2013年10月12日

福祉用具専門相談員講習会4日目です。(杖の使い方等)

平成25年10月8日(火) 福祉用具専門相談員講習会4日目が静岡市有料老人ホーム まはえさんで行われました。

 午前中は、屋外に出て、さまざまな車椅子、杖、シルバーカーなどを実際使ってみる実習が行われました。

 ところで、皆さんは個人にあった杖の長さはどのようにして合わせるのかご存じでしょうか?

 今回は、その基本となる杖の長さを説明しましょう。

 その1 直立した姿勢で腕を真直ぐに体の横に下し、杖も同じように体の横においてみた時に、手首の上に親指側と小指側にでっぱた部分があると思います。

 親指側のでっぱた骨をとう骨茎状突起、小指側を尺骨形状突起といいます。

             

 地面からこの手首のでっぱりの位置に杖を合わせる方法。


 その2 大腿骨つけ根の部分、大転子ともいいますが、地面からこの部分に杖の長さを合わせる方法。

 杖の置く位置は、小指から15㎝四方の所の対角線上に杖を置きます。

       

 なお、高齢者の方は猫背になっている場合があり、その時の杖の長さは、身長÷2+3㎝に調節してもらえれば、大まかに良いとなります。

              

 そして、杖を持つ手は、マヒや弱っている足の反対側の手、つまり丈夫な足の方の手で握ることになります。

 歩き方にかんしては、病状によって違ってくる面もありますので、リハビリの専門家に任せ、ここでは省略します。

 実際杖を使って、階段の上り降りをしてみたのですが、杖の長さがないと降りるときは、恐怖を感じます。

 特に、高齢者の方は猫背の人が多く、杖のバランスが崩れれば、頭から転倒する危険性もあります。

 そんなこんなで、午前中は終了し、お昼はまはえさんのランチ・・・

             

 本日は、三色丼みたいで、おいしくいただきました。face02

 午後は、ベットから車いすの移乗を学びました。
 
 介護職員さんが利用者さんをベットから車イスに移すときは、抱き上げることが多いので、腰痛を発症することが多くあります。

 このように介護職員の腰痛防止のために、今は車椅子からベットまでの間にすべりやすい板を置いて、利用者を抱き上げずにその板に滑らせて移動させるスライディングボードがあります。

 またベッドに寝たきりの人が足がベットについて、上にあげることが大変なときがありますが、これも利用者の背中に滑るシートを引くと一人で簡単に頭を上にあげることができます。

 これをスライディングシートと言います。

 実際スライディングシートの上に座ってみたのですが、すごく滑ることにびっくりしました。face08

 そんな時間を過ごすなかで、4日目が終了しました。

 今回は、実習を通して、見ているだけではわからない、実際体験してみないと良い悪いが判断できないことがあることを学びました。face22  


Posted by 久保田さん  at 07:38Comments(0)介護

2013年10月09日

メジャーリーガー バットにはり治療を行い、ホームランを打つ。

 静岡新聞に信じられないような記事が載っていましたので、皆さんに紹介したいと思います。

 なんと、バットにはり治療をしてホームランを打ったメジャーリーガーがいたとか。face08

 その人は、テキサスレンジャーズのマルティン選手です。

             

 何でもその時に彼は、極度の打撃不振に陥って頭を抱えていたとか。
 
 
 そこで、タンパベイ・レイズ戦の試合前、ゲン直しに球団所属の日本人トレーナーにバットにはり治療をしてもらいました。

             

 おかげで、マルティン選手はこの日、ホームランを含む3安打の大活躍、チームも連敗を7で止めたとか。

 まあ、何と言いますか、はり治療の効果ははかりしれない可能性をもっているのかも、しれませんねface22  


Posted by 久保田さん  at 14:22Comments(2)院長の独り言

2013年10月05日

福祉用具専門相談員3日目です。

 平成25年10月1日(火) 福祉用具専門相談員講習会3日目が静岡市有料老人ホーム まはえさんで行われました。

 この日の講師は、横山校長(まはえ社長)と三上さん(ショートスティまはえ 施設長)でした。

 まず、横山校長の声掛けにより参加者の自己紹介を行ってから、横山校長より『ノーマライゼーション』のお話しがありました。

 『ノーマライゼーション』とは、障害者と健常者が分け隔てなく普通に共存できる社会こそがノーマル(正常)な状態であるという理念のもと、そうした正常な社会を積極的に創造していこうとする活動や施策、またそのための運動を意味します。

 障害者が健常者と変わらない生活を送るには『バリア(障壁)・フリー(除去)』をしなければなりません。

 バリアー(障壁)には、一般的に「物理的バリアー(車椅子の方や足の不自由な方が、お店の入り口や歩道に段差があって通れないなど物理的なもの)」、「制度的バリア(点字による試験を認めてくれないなど、障害の有無で就職、資格取得が制限されるなど制度的なもの)」、「文化情報面バリア(新聞が読めない、信号がわからない、テレビの内容がわからないなど、情報が得られない事や文化活動の機会が得られないなどの情報面バリア)」、「意識上のバリア(バリアフリーに対する認識不足や高齢者・障害のある方をみて「かわいそう、その毒だと思ってしまうこと。)」の四つがあります。

 この四つのバリアフリーができる社会が『ノーマライゼーション』を実現できる社会であると私は、感じたしだいです。face25

 その後は、三上さんの講義と続きました。

 午前中は、4人づつのグループワークを行い、三上さんから出されたテーマ「福祉用具専門相談員って」を話し合い、その結果を発表
しました。

 そして、お昼はまはえさんのランチです。

             

 今回は、タケノコが入った炊き込みご飯が出ましたがたいへんおいしくいただきました。emoji28face02

 午後一は、食事について行い、トロミが出る粉をお茶に入れて試飲をしました。

 高齢者施設では、飲み込みが悪い人には、誤嚥(間違って気管に入ってしまうこと)を防ぐためにトロミをつけて水分補給をします。

 私も初めて、トロミの粉を入れてお茶を飲みましたが、あまりおいしくない飲み物でした。face07

 しかし、人間は一日に水分を1.5~2L取らないといけないので、飲み込みが悪い高齢者では水分補給をするのは大変です。

 このことからも、高齢者の脱水症が多いことがわかると思います。

 また、普通食とソフト食とミキサー食の食べ比べをしました。

 私は、ミキサー食の魚を試食したのですが、魚の原型を留めておらず、ムース上になったものを食べてみて初めて魚と味が分かりました。

 最後に食事についてグループワークを行って、発表を行いました。

 三日目も色んなことを学びましたが、グループワークがあってとても楽しかったです。face22  


Posted by 久保田さん  at 14:34Comments(0)介護

2013年10月02日

福祉用具専門相談員講習会2日目です。

 平成25年9月24日(火) 福祉用具専門相談員講習会2日目が静岡市有料老人ホーム まはえさんで行われました。

 この日は、看護師さんが講師で、「高齢者の心理」と「体のしくみと介護保険に関係する病気について」勉強しました。

 まず、講義の冒頭に講師の先生の呼びかけで、参加されている方の自己紹介を行いました。(紹介では、自己紹介はしませんでした。)

 そこで、気づいたのが、以外に建設業の仕事をされている或いは以前仕事をしていた方が多いことに気づきました。

 異業種からみても、介護の世界は成長産業として見られているのでしょうか。

 さて、午前中は「高齢者の心理」について勉強しました。

 簡単に言うと、高齢者は環境の変化、体の衰えなど心理も影響するということです。

 「環境の変化」は、退職、子供の独立、会社人間で地域に溶け込めない、近親者の死等。

 「体の衰え」は、皆さんも知ってのとおり、体力や筋力の衰えなど。

 これらが、複雑に絡み合い、喪失感、孤独感、居場所がない等がおこり、体の不調を訴えたりします。

 例えば、高齢者うつ病や認知症(周囲の刺激ないと認知症になります。)に罹るなど。

 昼は、まはえさんのランチを頼みました。

             

 今回は、デミグラスソースがかかったハンバーグがメインみたいで、とてもおいしくいただきました。face02

 午後は、「体のしくみと介護保険に関係する病気について」を勉強しました。

 医療系の学校を卒業した私はまさに復習みたいなものでしたが、講師の先生が素人の方でもわかるように説明くださったので、全体的な体の構造が改めて確認できたことは、良かったと思います。

 講義の最後に、先生から二人一組となり、互いの脈拍を図るように指示がでたのですが、ペアを組んだ方が私の脈をとれないことにびっくり。

 医療系の学校では、脈拍のとり方を授業で勉強するので、当たり前だと思っていましたが・・・

 職種が違うとわからないですねー。

 まったくもって、同じ世界に長いこといると他の世界が分からないものです。face01

 そんな、新鮮な体験をした2日目でした。face22
  


Posted by 久保田さん  at 18:00Comments(0)介護