2009年06月26日

家も人間も土台が大切です。(2)

前回の記事で、足元のバランスの不具合が首肩まで影響をするとお話をしました。

 そこで、今回は実例からそれを確かめていきたいと思います。

 例えば、シューズの内側のソールが減った場合、下図のような足の軸になります。

家も人間も土台が大切です。(2)

 そうすると、下の写真中の鏡に写っている姿見てもらえれればわかるのですが、正常時とシューズの内側ソールが削られたときでは、ソールの内側が削れると下半身は、内股になります。(内股正面立位の写真の青い線を見てください。)

家も人間も土台が大切です。(2)
正常立位正面の写真 

家も人間も土台が大切です。(2) 
正常立位側面の写真

家も人間も土台が大切です。(2)  
内股立位正面の写真 

家も人間も土台が大切です。(2) 
内股立位側面の写真

 そのまま立っていると腰が痛くなってくるので、腰を落とし、膝を曲げる立つようになります。(体の側面の写真にある青い線を見てください。)

 そうすると今度は、腰が膝より後ろにくるので、重心のバランスを保つのが難しくなるために首肩を前に倒して姿勢を保つのです。

 しかし、この状態を長く続けていると首・肩が緊張します。

 こうゆう方が、治療院などに行って首・肩に電気治療や鍼灸治療を受けても、一時的に症状が改善されますが、また元に戻ってしまいます。

 なぜ、症状が改善されないのか? 原因は、足元にあるからです。

 足元の治療を行えば、体のバランスが整えられ、首肩の不快感も改善されます。

 このように当院では、悪い部分だけを見るのではなく、全身を見て判断してから治療を行います。

 皆様、お分かりになったでしょうか?


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Posted by 久保田さん  at 15:21 │Comments(0)診察について

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