2019年07月16日
2019 年静岡市認知症疾患医療センター専門研修会に行ってきました。
ケアマネージャーの仕事の関係で、今回静岡市認知症疾患医療センター研修会(令和元年7月7日)がグランシップで開催され行ってきました。
今回の演題は2つで、一つ目が「高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケア」と題して、千葉大学大学院看護学研究科博士後期課程 山下由香氏と二つ目が「認知症とてんかん」と題して、静岡市認知症疾患医療センター長の小尾智一先生の講演が行われました。
今回のこの2つの講演の要約をお話したいと思います。
まず山下先生の講演ですが、筋肉が水分を蓄えており、筋肉が少ない高齢者では、容易に脱水症状なるということを初めてしりました。
高齢者は、脱水症状になりやすいのですが、その要因が筋肉量だったとは、このことにガッテンしました。
そして、近年は癌等の疾患がある高齢患者においては、キュア(医学的な治療)だけでなく、ケア(どう過ごしたいのか)が大切になっている。
何よりも、病気を患っているご本人の意思を尊重する方向性になっていることを学びました。
次に小尾智一先生の講演では、近年てんかんによる交通事故が増えており、また認知症とてんかんと間違って診断されて、治療をしているケースもあるとか。
高齢者のてんかん発作には、1点をずっと見つめボーっとしている・話かけても答えを返さない、或いは的外れな返答をする・1~2分動作が止まったままになる・口をくちゃくちゃさせたり、意識がはっきりしない・自分が何をしていたか覚えていない等の症状が見られるそうです。
てんかんと認知症の違いは、認知症は過去の記憶が保たれていることが多いのですが、てんかんの人は過去の記憶がない場合が多いそうです。
また、脳血管障害(脳出血や脳梗塞)やアルツハイマー型認知症になり、脳が傷つくとてんかん発作を起こしやすくなるそうです。
高齢化が進む現在、認知症、てんかん患者は増加しており、いずれも早期診断と治療開始が重要であると言うことです。
以上、講演の要約をしました。
皆さまの参考になることがありましたら、幸いです。
今回の演題は2つで、一つ目が「高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケア」と題して、千葉大学大学院看護学研究科博士後期課程 山下由香氏と二つ目が「認知症とてんかん」と題して、静岡市認知症疾患医療センター長の小尾智一先生の講演が行われました。
今回のこの2つの講演の要約をお話したいと思います。
まず山下先生の講演ですが、筋肉が水分を蓄えており、筋肉が少ない高齢者では、容易に脱水症状なるということを初めてしりました。

高齢者は、脱水症状になりやすいのですが、その要因が筋肉量だったとは、このことにガッテンしました。

そして、近年は癌等の疾患がある高齢患者においては、キュア(医学的な治療)だけでなく、ケア(どう過ごしたいのか)が大切になっている。
何よりも、病気を患っているご本人の意思を尊重する方向性になっていることを学びました。
次に小尾智一先生の講演では、近年てんかんによる交通事故が増えており、また認知症とてんかんと間違って診断されて、治療をしているケースもあるとか。
高齢者のてんかん発作には、1点をずっと見つめボーっとしている・話かけても答えを返さない、或いは的外れな返答をする・1~2分動作が止まったままになる・口をくちゃくちゃさせたり、意識がはっきりしない・自分が何をしていたか覚えていない等の症状が見られるそうです。
てんかんと認知症の違いは、認知症は過去の記憶が保たれていることが多いのですが、てんかんの人は過去の記憶がない場合が多いそうです。
また、脳血管障害(脳出血や脳梗塞)やアルツハイマー型認知症になり、脳が傷つくとてんかん発作を起こしやすくなるそうです。
高齢化が進む現在、認知症、てんかん患者は増加しており、いずれも早期診断と治療開始が重要であると言うことです。
以上、講演の要約をしました。
皆さまの参考になることがありましたら、幸いです。

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