2009年08月24日

なぜ、シャーマンは女性が多いのか?(2)

なぜ、シャーマンは女性に多いのか?”という疑問に対して、「女」という漢字の語源から考えてみました。
 
 それによりますと「女」という感じ自体に神に仕える要素があったことがわかりました。

 でもなぜ、初めから女性が神に使える人だったのでしょうか?

 そこで、今回は、私の意見をお話しいと思います。

 以前、NHKスペシャルで、「男女の性差」という番組が放送されました。

 それによりますと、古代男性は狩りを主としていたため、獲物が逃げて追いかけ捕まえた場所から家を戻ってくるために、空間認知能力が発達したといわれています。

 一方女性は、男性の猟の留守を守り、グループの女性と伴にに畑仕事や子供の世話をしていたと放送されてました。

 このグループですが、最初は男女と子供が一つの単位でしたが、マンモスや大きな獲物を捕まえるようになると、大勢に人の力が必要になってくるので、グループが形成されたと推測されます。

 さて、グループを組んで男同士と女性同士が仕事をすると、男性の場合は同じグループで仕事をしていても獲物を追いかけているので、常に変化があります。

 時には、メンバーと四方に別れて、個人で獲物を追うことがあり、チームプレイといっても個人で動くことがありました。

 そして、その中にリーダーがいて、指示を受けながら目標の獲物をとろうと一直線に行動します。

 ですから、男性は権威に敏感であり、目標達成能力が強い反面、周囲に気をつかうことを苦手するようです。

 一方女性は、男性の留守を預かり、留守を守る女性同士のメンバーと一緒に仕事をし、子育てをします。

 そうなると、皆が仲良く仕事をするには、気遣いが必要になります。

 加えて、子供の面倒をみることは、子供の異変も感じとらなければいけません。

 そこから、感受性が成長し、やがて女性特有の第六感というものが発達したのではないでしょうか。

 話は変わりますが、古代自然の変化は予想できないもので、神の仕業と考えられていました。

 私は、女性の感受性の高さが神のご機嫌を伺うことができると古代の人々が考えたのではないかと推測します。

 だからこそ、女性をシャーマン(巫女)として採用し、神の怒りを静める祭りを仕切らせたとのでは?

 と思います。



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Posted by 久保田さん  at 15:01 │Comments(0)鍼灸コラム

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