2019年02月01日
高齢者疾患に対する鍼灸治療
平成31年1月27日に静岡県鍼灸学術研修会の学術講習会がアザレア会館で行われ、行ってきました。
今回は、「高齢者疾患に対する鍼灸治療」(パーキンソン病、COPD、フレイルなど)と題して、講師に明治国際医療大学 鍼灸学部 はり・きゅう学講座特任教授 江川雅人先生の講演がありました。
江川先生ですが、大学を卒業して、母校の附属病院に研修生として勉強したときの先輩です。
さて、今回はパーキンソン病、認知症と高齢者うつ、フレイルの鍼灸治療についての講演が行われました。
まず、パーキンソン病ですが、この病気は脳内の神経伝達物質ドパミンという物質が減ることによっておこる疾患です。
主な症状は、歩く速度が遅くなったり、歩幅が狭くなります。そして、立っていてバランスがとれず、倒れてしまう。また手の震えや関節が固まってしまうなどの症状がでてきます。
症状は徐々に進行していきますが、最後には車イスや寝たきり状態になることもあります。
その他、自律神経症状として便秘、起立性低血圧、排尿障害、発汗異常や精神症状として抑うつ、認知機能障害、幻覚、そして睡眠障害も付随して起こります。
鍼灸治療では、硬くなった背中の筋肉の緊張を緩めることができ、抑うつに効果があるので、患者様の生活の質が改善が見込めるとお話がありました。
また、認知症の鍼灸治療では、提携している特別養護老人ホームの入所者の方で、脳梗塞を発症し半身不随となり、それから一言も喋る事もできない人に根気よく鍼灸治療を行ったところ、言葉を発するようになり、また車イスで動くことが出来なかったのが、車椅子から立てるようになり、介護士の方の負担が減ったとお話がありました。
以上が講演の概略になりますが、学術講習会前にアザレア会館の1階ラウンジで偶然に江川さんと会い、病院研修生時代の話を出き、懐かしい昔話に花を咲かせたことは、良かったなと思いました。
今回は、「高齢者疾患に対する鍼灸治療」(パーキンソン病、COPD、フレイルなど)と題して、講師に明治国際医療大学 鍼灸学部 はり・きゅう学講座特任教授 江川雅人先生の講演がありました。
江川先生ですが、大学を卒業して、母校の附属病院に研修生として勉強したときの先輩です。

さて、今回はパーキンソン病、認知症と高齢者うつ、フレイルの鍼灸治療についての講演が行われました。
まず、パーキンソン病ですが、この病気は脳内の神経伝達物質ドパミンという物質が減ることによっておこる疾患です。
主な症状は、歩く速度が遅くなったり、歩幅が狭くなります。そして、立っていてバランスがとれず、倒れてしまう。また手の震えや関節が固まってしまうなどの症状がでてきます。
症状は徐々に進行していきますが、最後には車イスや寝たきり状態になることもあります。
その他、自律神経症状として便秘、起立性低血圧、排尿障害、発汗異常や精神症状として抑うつ、認知機能障害、幻覚、そして睡眠障害も付随して起こります。
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