2015年08月15日
え!帯状疱疹なんですか? パート1
平成27年4月5日 第31回日本平桜マラソンの鍼ボランティアが無事終わって、帰宅した時に、左脇に違和感を感じました。
押しても痛みが強くならないことから、骨折はしていないと思いながらも、昨年左肋骨骨折をしているので、念のため翌日の6日に整形外科を受診しました。
診察室に入り、上の服を脱いで先生の診察を受けた時に、先生から『背中にボツボツと湿疹があるけど、これ帯状疱疹じゃないの?」と言われました。
驚いてしまいましたが、とりあえず骨折があるかを確認するため、レントゲンを撮影するために、一回診察を退出することに・・・・
レントゲンを待っている時に、そういえば、3月中旬あたりから右の背中が痒く、痒み止めを塗りましたが、効果がなかったことを思い出しました。
左脇のレントゲンを撮り、再度診察室に入ったときに先生から『昨年のように左肋骨の骨折は、レントゲンではみつかりませんでした。
右の背中に湿疹があるので、もしからしたら帯状疱疹の神経痛かもしれません。うちでも帯状疱疹の治療はできますので、考えてみてください。」と言われ、この日はスミルスッテック(消炎鎮痛薬)とメチコバール錠(手足のシビレや神経痛に用いる)が処方されました。
考えてみれば、3月から日曜日は、毎週鍼灸師会の用事で外出しており、特に前日の日本平桜マラソンは初めて鍼治療だけで行う(前回までは、マッサージと鍼治療を併用していました)ことになっており、当初主催者さんからも「鍼治療だけで施術を受ける人が多くいるのか」と心配されただけに担当者として相当なプレッシャーがかかっていたことも事実です。
その疲れもあり、右背中に湿疹ができたのかもしれません。
そこで、メチコバールを服用して様子を見ることにしましたが、背中がどんな状態が家族に写真を撮ってもらいました。
上の写真が4月9日の写真です。

かさぶたみたいに刺鍼が赤くなっていることが分かると思います。
ここで、針治療をしようと思い、4月10日より左神経痛の改善も兼ねて、寝る前に左間使(かんし)に治療を行っております。

そして、やはり鍼だけで直そうと思い、4月11日を持ってメチコバールの服用を中止しました。
しかし、左の脇神経痛は良くなったものの、右湿疹が痒いために4月14日より後谿(こうけい)の円皮鍼(バンソコウに鍼が貼っており、就寝から翌日の午前中まで貼っていました。)を追加治療を行いました。

以後、毎晩 内関と後谿(円皮鍼)を行いました。
下の写真が4月15日(水)の写真で、湿疹に粉がふいた感じの湿疹がみられます。

次の写真は4月21日(水)の写真で、以前粉がふいた感じではありますが、輪郭が少し薄くなっております。

その次の写真は4月29日(水)の写真で、粉がふく感じがなくなり、少し全体的に赤くなっていますが、輪郭の中に皮膚の肌色が見えてきました。

次回は、5月の経過を掲載します。
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