2018年11月24日

今後の健康産業や医療を含むサービス業のマーケティング戦略

 平成30年11月18日(日)に平成30年度第2回 公益社団法人静岡県鍼灸師会中部支部学術講習会が静岡医療学園専門学校の教室で開催されました。

 今回は、『今後の健康産業や医療を含むサービス業のマーケティング戦略』と題して、静岡県立大学経営情報学部教授の岩崎邦彦先生の講演が行われました。




今回はその概要をお話します。

 まず、マーケティングとは、顧客を維持生み出すことである。

 マーケティングのポイントは、価値である。

 例をして化粧品を買う理由は、「きれいになる。」「変身できる」とお客さんは商品を買うのではなく、“綺麗になること”を買う。

 以前のお茶業界では、急須でいれるお茶が減っていることに危機感を持ち『俺は葉っぱで飲む」という広告をしていた。

 これは、『売りたい』と気持ちが出ている。

 販売の発想とは、今ある商品を売り込もう

 マーケティングでは、どうしたら顧客が買いたくなるのか?

 はじめに“顧客”ありきである。

 何を売るのではなく、“なぜ買うのか”着目する。⇒お客さんの価値

 小さな事業所のマーケティングのNGは無難、平凡、普通、まあまあ、そこそこ

 収入があがらず何でもある世の中のでは、無難=難

 小が大を超えるには、尖がりが不可欠

 病院に関するイメージは、痛み、不安=怖い

 医療における事業の再定義は、不安解消業
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 病院にあったらよいと思うサービスは?

 不安を取り除くカウンセリングサービス、ゆったりくつろげるラウンジやカフェ等。

 以上が概要です。

 今回21世紀の医療のマーケティング戦略を聴講でき勉強になりました。

 そして、今回講演に応じてくださいました岩崎邦彦先生に感謝を申し上げます。face17

 ありがとうございました。face22

  


Posted by 久保田さん  at 14:54Comments(0)鍼灸コラム