2012年01月20日
お気に入りの本『本番力』

この本の著者は、以前紹介した和田裕美さんです。
元来、人見知りで、本当は人とかかわるのが苦手な著者が何千人と言う前で講演を行っていることから、仕事で勝負の時と思った時に、いつもより力を発揮できれば上手くいく。
これを著者は、『本番力』と名づけています。
本では、著者のブルタニカ時代の経験やフリーになった話などをまず包み隠さず披露し、その後何千人の前で講演するようになっ
たのかを解説しております。
そして、この本の大切な部分は最後の「終わりに」という部分に述べられているので、それを紹介したいと思います。
「本番から逃げずに、どうにかそれを続けていくと、いつのまにか、そこで生きる方法を身につけることができるのだと思います。」
「本番力を身につけるために、自分の人生に起こるさまざまなことから逃げないでほしいのです。本番力の根底にあるのは、勝っても負けても、上手くいかなくても、そこに向かっていた自分を知っているかどうかなのです。それこそが、新しい本番力が発揮できるようになる秘訣です。」
ブルタニカ時代世界第2位の営業成績を残した彼女の言葉なので、今困難な状況にある人も、この言葉を聞けば元気が出ると思います。
もし、よろしければ、手にとって読んでみてください。
