2016年03月19日
映画『ゆめのほとりー認知症グループホーム福寿荘ー』を見てきました。

鍼灸師会の役員会(平成28年3月13日)終了後、静岡シネ・ギャラリーに行って『ゆめのほとりー認知症グループホーム福寿荘ー』という映画を見てきました。

この映画は、以前渡辺謙さんが主演した若年性アルツハイマーの男性の葛藤を描いた作品でなく、認知症の高齢者がくらしている福寿荘と
いう施設の日常をドキュメントした作品であります。
ですから、入居している認知症の高齢者の日常をそのまま撮影しているので、そこの部分だけを見ていると認知症の方の行動だけが印象に残ってしまいます。
特に、普通の一般の方がみるとそうなるのかもしれません。
でも、この映画を見ていて“すごいな

それは、スッタフの対応の仕方です。
特に、若い男女のスタッフが認知症の方に笑顔でやさしく応対しているのです

こっれって、なかなかできないことです

昨年の横浜の老人ホームの事件があったように、なかなか言うことを聞かない認知症の方に一回も語気を強めることなく応対できる人はなかなかいないでしょう~。
これが、できるのは代表の武田純子氏の『認知症の人はいろんなことを教えてくれる』という理念とその考えに基づいた職員への教育がしっかりできているからだと思います。
ですから入居している認知症の高齢者は笑顔で過ごせるのです。
ご家族の中に認知症の方がいる方には、参考になる映画だと思いました。
