2010年08月20日
お気に入りの本『脳が冴える15の習慣』

この本をぱっと見た人は、なんといってもタイトルに惹かれるのではないでしょうか?
“脳が冴える習慣って、何” 誰でも記憶・集中・思考力は高めたいと思っている人が多いと思います。
著者は、脳神経外科医で脳疾患後の脳機能回復を図る「高次脳機能外来」を開設している方です。
「高次脳機能障害」といえば、特に若い方には交通事故が原因の多く占め、高齢者には脳血管疾患が原因の多くを占めています。
特徴としては、外見上は普通の人と同じなのですが、一つの事がなかなか出来ないなど、脳の複合的な障害によって起きる病気です。
さて、著者は「高次脳機能外来」ともに認知症の方の診察もしており、この本では脳機能の衰えるメカニズムやそうならいような生活習慣を解説しています。
その中で、いくつかを紹介したいと思います。
まず、筆者が強調しているのは、脳は怠けものであるということです。
ですから、日常のんびり過すと、どんどん退化していきます。
その良い例が定年退職したお父さん。
家でのんびりテレビを見て、奥さんに『飯、風呂は?』と言う方は、認知症になります。
では、どんな生活が良いかというと、朝必ず決まった時間におき、太陽の光を浴び、体内時計を調節する。
そして、部屋のかたずけ、挨拶、音読することで、脳のウォーミングアップします。
次に、一日のスケジュールの決めて、時間内の物事をするようにすることにより、脳の働きが活発になるそうです。
ですから、自営業の方は、時間決めずに自らの生活スタイルをすると脳の機能が衰えくるので、要注意だそうです。
次ぎの、脳の耐久力をつけるためには『家事』が最適だそうです。
家事って面倒なことだと思う男性の方がいると思いますが、この小さな面倒なことをすることにより、自分を律する力が身につき困難にぶつかったとき、負けない力をつけるそうです。
ちなみに、ブログも良い脳トレになるそうです。
なぜ、ブログが脳トレになるのかは、本に書いてありますので、一読してみてください。