2024年11月19日
何も考えずにぼんやりする時間が「無意識」の力を目覚めさせる。
引き続き、「無意識」について今回も『自立神経を整える名医の習慣』(著 順天堂大学医学部教授 小林弘幸先生)から紹介します。
『何も考えずにぼんやりする時間が「無意識」の力を目覚めさせる。』
私は常々、何も考えずにぼんやりする時間はとても大切な機会になると考えています。
なぜなら、ぼんやりすることは脳の機能を健康に保つと同時に、無意識の世界へアプローチするきっかけになるからです。
ぼんやりしているとき、脳は「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳内システムに移行します。
このシステムが活発になると、人間様々な記憶やイメージや思考をもとに次の意識的な行動を準備するわけです。
これから自分に起きることの道筋をぼんやりと描いたり、記憶を整理してアイディアや気づきを生み出したり・・・・。
みなさんの中にも、ぼんやりしているときほどいいアイデアを思いついた経験があると思います。
2010年のワシントン大学の研究では、DMNを働かせるためには、通常の意識的な作業よりも、なんと15倍のエネルギーを消費することが分
かりました。
それほどまでに脳にとって重要な機能であるわけですが、スマホをはじめテクノロジーが発達した現代では、このぼんやりする時間が急速に
失われています。
DMNの働きが低下すると、うつになりやすくなり、認知症のリスクが高まることも指摘されています。
ぼんやりすることは、私達が想像する以上に健康にとって大切なことです。
『何も考えずにぼんやりする時間が「無意識」の力を目覚めさせる。』
私は常々、何も考えずにぼんやりする時間はとても大切な機会になると考えています。
なぜなら、ぼんやりすることは脳の機能を健康に保つと同時に、無意識の世界へアプローチするきっかけになるからです。
ぼんやりしているとき、脳は「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳内システムに移行します。
このシステムが活発になると、人間様々な記憶やイメージや思考をもとに次の意識的な行動を準備するわけです。
これから自分に起きることの道筋をぼんやりと描いたり、記憶を整理してアイディアや気づきを生み出したり・・・・。
みなさんの中にも、ぼんやりしているときほどいいアイデアを思いついた経験があると思います。
2010年のワシントン大学の研究では、DMNを働かせるためには、通常の意識的な作業よりも、なんと15倍のエネルギーを消費することが分
かりました。
それほどまでに脳にとって重要な機能であるわけですが、スマホをはじめテクノロジーが発達した現代では、このぼんやりする時間が急速に
失われています。
DMNの働きが低下すると、うつになりやすくなり、認知症のリスクが高まることも指摘されています。
ぼんやりすることは、私達が想像する以上に健康にとって大切なことです。
