2024年07月16日

「映画 あんのこと」を見に行ってきました。

先々週、久しぶりに映画を見に行きました。

 この映画は、たまたま見ていたNHKあさイチの映画コーナーで紹介され、興味を持って、“見に行きたい!!”と思った映画でした。

 その映画は、『あんのこと』です。

 主演のあんを演じているのは、若手人気女優の河合優実さん、アンを更生の道に進めていこうとする多田羅刑事役を佐藤二郎さん、その二人を見守る週刊誌記者の桐野を演じているのは、稲垣吾郎さん。

 皆さんがご存知の俳優さんが出演していますが、内容がセンシティブなので、おそらく今後地上波の放送はないだろう!!

 つまり、決して、ハッピーエンドの映画ではないからです。

 この映画は、2020年新聞記事に掲載された「ある1人の少女の壮絶綴った記事」~着想し得て描かれたドラマ。

 機能不全の家庭に生まれ、虐待の末にドラック溺れる少女杏。

 警察に検挙され、そこで多田羅刑事と出会う。

 多田羅刑事は、杏に更生の道を開こうとして、自信が運営している薬物更生者のサポートを紹介し、また就職や一人暮らしができる住まいを紹介する。

 そして、杏は紹介された介護施設で働き始め、自立の道を踏み出す。

 そんな二人を見守る週刊誌記者桐野だが、実は上司から多田羅刑事が薬物自助グループを私物化し、参加者に性的強要をしていることをスクープするように銘られていた。

 やがて、桐野は自助グループに参加した女性から多田羅刑事から静的強要された証言を得て、本人に確認後スクープをする。

 その結果、自助グループは解散。

 杏の居場所が一つ減ってしまう。

 そんな中、コロナが発症し、働いていた介護施設から解雇を言い渡され、通いだした夜間学校も閉校になる。

 誰も、相談することがなくなった杏は、母親に居場所を見つかり、家に戻されてしまう。

 そんな中、なんとか自宅に戻った杏は、また薬物に手を出し、自責の念から自宅ベランダから自殺をしてしまう。

 映画に結末があまりにも、悲しく、涙が出てしまう。

 経済大国日本にこんな環境の子がいるのか、なぜ助けてあげられないのか?face25

 本当に考え、自身も身の回りに人を大切にしなければいけないと思った映画でした。face17

 もしよかったら下の予告偏を見てください。予告編だけでも十分衝撃的なので・・・・face12


https://youtu.be/LG5UQbRm3Bk

追伸:まだ、この映画は静岡シネ・ギャラリーで上映(7月18日まで)されているようです。もしよかったらチェクしてください。





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Posted by 久保田さん  at 12:05 │Comments(0)院長の独り言

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