2020年09月14日
おきにいりの本『悩みと上手につきあう脳科学の言葉』

今回紹介するお気に入りの本は、『悩みと上手につきあう脳科学の言葉』です。
著者はテレビでもお馴染みの脳科学者の中野信子さんです。
この本は、コロナ禍の今年出版された新刊です。
序文な中で、『人間は「生きる意味」を悩む宿命を持っている。』と書いてあります。
その内容は以下のとおりです。
なぜ自分はこの世に生まれたか?私はどのように生きるべきなのか?自分という人間は、世界にとってどのような意味がある存在なのか、そして、死ぬとはどういうことなのか?
このように、人は「生き方」について悩み、苦しんで生きています。
簡単に答えをだせないからこそ、人はそれを考え続けます。人間以外の動物は、「なぜ生きているのか?」など考えません。人間だけが脳のなかで学習・感情・思考などの精神活動を司る「大脳皮質」を著しく発展させ、それゆえ人類は繁栄を謳歌し、今日まで生き延びることができました。
その変わりに「悩み」を持つようになったのです。
上記のように、人間は大脳が発達したので、繁栄を謳歌したのですが、それは物事を考える性質があるので、同時に悩みを生むことになった。
この本では、この悩みを上手に捉えて、成長につなげるヒントを掲載しております。
コロナ禍の中、悩みは尽きませんが、本を読むことによって、前向きになれるかもしれませんね。
この本は、お近くのセブンイレブンで販売しておりますので、興味がある方は手に取ってください。
