2014年11月18日
『「小っちゃな」会社が大きな会社に負けないためのマーケティング戦略

先週の金曜日(平成26年11月14日)にB-nest(静岡市産学交流センター)のセミナーがペガサートにて開催され、行って来ました。
今回は『「小っちゃな」会社が大きな会社に負けないためのマーケティング戦略』と題して、コンサルタントの竹内謙礼氏が講演されました。
またこの講演は、竹内氏の近著『小さい会社こそ高く売りなさい』の内容からのお話しでした。
竹内氏がこの本を書いた理由は、小さな会社が有名なマーケティング戦略を適応しても、なかなか成果がでないのではどうしてか?
それを突き詰めたのが本を書いた理由をだそうです。
まず「小さな会社」が「大きな会社」に勝てない理由は、「お金(資本力がない)」と「時間(余裕がない)」と「人(問題を解決する人材がない)」等。
それでは、別に「大きな会社」と戦わなくてもいいのでは?
・販売チャンネルがボーダレス化として小さな会社が浸食されている。
・新規顧客が急激に減っている。常連客が急激に高齢化している。
・商品力よりも「価格競争」と「広告費」に強い会社が勝つ時代。
大きな会社は、その資本力を生かして安くて良い商品が作れる。(例:セブンイレブンのスィーツ等)
小さな会社が生き残れるは、商品が良くて高く売れること。(利益率が落ちては、小さな会社はやっていけない。)
しかし、小さな会社会社が得意とする『高い』『良い』という戦略で差別化することが難しい時代になった。
今の世の中は、「足りないものがない。」(商品差がない。)、「情報が多すぎて、覚えられない」(ネットの普及)等。
そうすると、「定番書品を買いたい」(大手のものが安心して買えば、間違いない。)
つまり、『小さな会社が生き残る3ヶ条』は、「必要」と思われる。「記憶」に残る。(覚えてもらう)「愛」を持ってもらう。(その商品を好きになってもらう。)
そして、商品差別が難しい商品は、売り手側と書いての接触頻度を高くする必要がある。
『人』を好きさせるほうが、デザインや商品を好きにさせるようも、売れる確率が高い。
この接触頻度を高めるために、世の中に知ってもらうように宣伝を続けていかなければいけない。
でもお金がない小さい会社では宣伝にかけられるお金は少ないのですが、ブログは有効な認知度を上げるツールだそうです。
以上が今回の講演を抜粋した内容です。
小さな自営業者が行く方向が知ることができて、勉強になりました。
また、次回セミナーに参加したいと思います。
