2013年04月19日
お気に入りの本『運をつかむ技術』

この本の題は、『運をつかむ技術 18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密』となっております。
本題が「運をつかむ技術」となっていれば、ちょっと胡散臭い感じがします。
でも、著者があのHISを起業し、ハウステンボスの社長となって、赤字の会社を立て直した澤田秀雄氏ならば、この本の真実味がでてくるのでは、ないでしょうか?
本の中では、HIS起業までのご自身の経歴、そしてHIS起業してからの出来事、ハウステンボス社長を引き受けた経緯、ハウステンボスを黒字にするために、どんなことをしたのかが書かれております。
本のなかで、繰り返し言われることは、チャレンジすることの大切さ、そして失敗しても元気を失わないことが大事だと説いております。
チャレンジすることの大切さについては、時代の流れが速くなった世の中であること、自己に満足して立ち止まってしまうと、変化の波に乗り遅れてしまう。
また、発想が後ろ向きだと運の波の乗っていけないことを語っております。
元気については、本のなかで「チャレンジして失敗し、諦めの気持ちが起き、快活で笑顔がなくなると、たちまち同類の人が集まり『人生はうまく行かないものだ』『努力だけではどうにもならない』『これからは楽をして、おとなしく安全運転でいこう』と思う人たちとコミュニケートするので、ますます後ろ向きなってしまう。」であるかこそ、『何があろうとも、命あるかぎり、元気に明るくやっていくことがやがて成果を生み、結果として自分を救うのだ。」と説いております。
この本には、運のコントロールする仕方も語っておりますので、もし興味がある方は、手に取って読んでみてください。
