2022年08月08日

お気に入りの本『一緒に飲みたくない客は断れ!』




今回紹介するお気に入りの本は、『一緒に飲みたくない客は断れ!』(著 藤嶋由香・・・やきとんユカちゃん店主)です。

 コロナ禍で、飲食店とくにお酒を提供するお店は、時短営業等苦戦しております。

 その中でも、しっかりと繁盛させている居酒屋女将が実践している営業活動を解説した本です。

 ただ、本のタイトルが、『一緒に飲みたくない客は断れ!』と過激であります。

 ただでさえ、コロナ禍でお客さんが少ないのに、“お客さんを選ぶってどうゆうこと?”っておもいますよねー。

 そこには、女将独自の考え方があり、そのことを解説した内容が本のあとがきに書いてありましたので、紹介します。

 私は心の通じ合える仲間だけに愛を尽くしたいと思います。

 それは、店も然りで、店はお客様に尽くし、お客様は店を愛してくださる....その相互関係を大切にしています。その関係があってこそ、お互いが幸せな時を過ごせると思っています。そして、私達はそうゆう創りに努めています。

 お店というのは、店側がお客様を愛し、お客様が店の意向を汲み取ってくださってお店を愛してくれると、お店の雰囲気が良くなり、それに吊られてまた新しいお客様が来店され、それが繁盛につながる…ってことだと私はおもいました。

 また、この本には、サービスを提供する者にとって模範となる言葉が書かれています。

 その一例を紹介します。

 「不満ばかり言うものには、反省がない。反省なき者に進歩はない。進歩がないものに未来はない。」

 「自分本位の人は、自分の居場所を作れません。そもそも居場所とは、人とのつながりの中に存在するものです。だからこそ伝え合うことが大事。相手に敬意を持ち、大切に思っていることを伝えれれば、相手もその人を理解したいな、知りたいな、大切にしたいなと思うものだからです。」

 「2020~2021、居酒屋をはじめとする飲食業界には、新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため、夜間営業時間の短縮、ならびにアルコールの提供禁止が言い渡されました。

 当初は協力金をいただき何とか営業していも、ついには休業、廃業するお店が後を絶ちませんでした。先行きのの見えない状況の中、まだまだ茨の道が続くことは確かだと思います。

 当店でも、味とサービス、価格には自信を持ち営業しておりますが、日によっては数人のお客様しか来店されない日もありました。

 それでも、来てくだっさたお客様を誠心誠意おもてなしをするー私達にはそれしかできないのです。

 どんな状況であっても、一生懸命おもてなしをすれば、またお客様が友人や知人を連れてくださったりと、その先には良い連鎖反応が必ず起こるからです。」

 私が気に入ったフレーズを紹介しましたが、いかがでしょうか?

 この本は、接客する仕事の方には、大変参考になる本だと思います。face02

 興味がある方は、アマゾンで取り寄せては、どうでしょうか?face17

  


Posted by 久保田さん  at 15:17Comments(0)院長の独り言