2021年01月15日

お気に入りの本『うまくいっている人の考え方 完全版』




今回紹介するお気に入りの本は、『うまくいっている人の考え方 完全版』です。

 著者 ジュリー・ミンチントン、訳 弓場 隆氏です。

 本書の中心にあるテーマは『自尊心をどう高めるか』です。

 ここでいう自尊心とは単なるプライドのことでなく、自分の人格や能力に幸せを感じる気持ちのことです。

 著者は“自尊心”が人生の質を大きく左右すると主張していおります。

 自尊心が低いと「自分はダメな人間だ」と思って生きることになり、それでは自信を持って行動することができず、仕事や人間関係に支障をきたしやすくなります。

 つまり、自分との関係が上手くいっていないと、他者との関係が上手くいかず、人生のあらゆる面でギクシャクしてしまう、ということです。

 本書は自尊心を高める方法を100個紹介しております。

 今回はそのうちの1つを紹介します。

 「幸せ指数を高める」

 幸せとは、自分が作り出す心の状態のことである。「幸せ指数」を高める方法をいくつか紹介しよう。

 *本当に楽しいことをもっとする。
 何かに没頭した時のことを思い出そう。そのとき、あなたは不確実な未来や悲痛な過去のことを考えず、現在に生きていた。
 幸せとは、我を忘れて何かに没頭しているときの感情だ。

 *ネガティブ出来事を分類する。
 ネガティブな出来事を、「どうにもならないこと」と「なんとかなること」の二つに分類しよう。どうにもならないことに不平を言っても時間と労力のム
 ダだ。なんとかなることに取り組もう。

 *幸せを感じる理由をたくさん見つける。
 一部の人は、不平まかり言ってネガティブな出来事を身近に見て育った。だが、こんな悪習に染まってはいけない。幸せを感じる理由を感じる理由を探し出そう。たくさん見つかるはずだ。

 *自尊心を高める。
 人生はつまらないと思うなら、意識的かどうか別として、人生はそうゆうものだと信じているからだ。この状況を変えるには、自尊心を高めるといい。
 自分は素晴らしい人生を送る価値があると思えるはずだ。

 *いいことが起きると期待する。
 幻想を抱いて何もせずにじっと待つという意味ではない。いいことが起きると期待すると、実際にそれを経験することになる。
 楽天的でいると、問題解決に向けて前向きな考え方ができるからだ。

 以上、本書の内容を紹介しました。

 世の中には、自分で「解決できる問題」と「解決できない問題」ことがあります。

 その「解決できない問題」の代表格が現在流行している「新型コロナウイルス」ですね。

 では、「解決できる問題」とは、このコロナ禍でも自分が出来ることに精進することだと思います。

 競争社会で格差が広がる現在、自信を無くすことが多々あります。

 そんな時に、この本はどう「心の持ちよう」を教えてくれる本だと思います。

 もし、よろしかったら、書店やネットでお取り寄せください。face17


   


Posted by 久保田さん  at 16:30Comments(0)院長の独り言