2017年08月01日
リフレーミングを体験しよう!

平成29年7月27日に静岡産学交流センターのセミナーがペガサート6階にて行われ、行ってきました。
今回のお題は「リフレーミングを体験しよう! 行動を観察してアイデアを創出 新たなマーケティング手法入門」と題して、(株)mct
エクスペリエンスデザイナーの影山聡之氏の講演されました。
まず、リフレーミングという言葉の意味ですが、意味を変えるためにその人の枠(リレーム)を変えること。
簡単な例でいうと、“コップに半分しか水がない”と思っている人が、視点を変えて“コップにまだ半分の水が残っている。”と考える。
視点を変えてみること!!
今、この手法を使って、消費者の行動を観察し、新たなニーズを作り、売り上げを上げる手法が注目されている。
今の世の中では、性能の良い商品を作って売り出しても、すぐに類似品が出て結局価格競争になってしまい、売り上げが上がらない。
そうでなく、顧客の行動を観察して、新たなニーズを見つければ、顧客の心を満足するサービスをすることができ、売り上げも上がる。
その一例として、スターバックス。
家や会社の他にサードブレイス(第三の生活の場所)として、存在する。
『私たちは人々のお腹をいたしているのではない。心を満たしているのだ。』
つまり、おいしいいコーヒーを提供しているだけでなく、お客さんの第三の居場所になるためにコーヒーやスッタフのサービスがある。
このように顧客の無意識の感覚や情緒的なものを捉えて、サービスを行う。
そうなると、サービスを行う会社は、顧客の生活を意識しながらサービスを提供しなければいけない時代になったということでしょう。
今回の講演を聞いて、なかなか難しい時代になったと感じましたが、勉強になりました。
