2011年03月07日
学術講習会『スポーツ障害と鍼灸臨床』
平成22年2月27日(日)に静岡県鍼灸師会学術講習会がアザレアで、開催されました。
タイトルは、『スポーツ障害と鍼灸臨床』と題し、長野県鍼灸師会学術部長の井出 勇次先生の講演が行われました。
日本では、スポーツトレーナーと呼ばれる人達は、色々な職種な人達がかかわっています。
例えば、スポーツドクターと言われる人達。
一般にスポーツドクターと言うと、スポーツにおける障害から打撲や骨折のイメージから整形外科医を連想しますが、実際には内科医の医師もいます。
そして、トレーナーと言われる人達も、リハビリを専門とする理学療法士、捻挫や打撲を扱う柔道整復師(接骨院を開業している人達)、マッサージ師と鍼灸師が携わっています。
日本のトレーナーの歴史をみると、マッサージ師の人が最初にトレーナーになっています。
ですから、今現在もテレビでスポーツ選手の体を手入れをしているトレーナーを見ると、マッサージとしていることが多いのですね。
これは、筋肉に緊張を取り、血液の循環をよくするだけでなく、歴史的に日本のスポーツ選手がマッサージを好んできたことがあると思います。
では、ハリは何のために使われるかというと、皮膚から奥にある筋肉の緊張や痛みを取り除く為に使用します。
このハリの刺激は、スポーツ障害の痛みを取り除く為強刺激となり、一般人では強すぎて驚くようなハリもあります。
でも、このような刺激をさせないと慢性の痛みを和らげることができないようです。
このような、手技ができるのは、鍼灸師だけなのです。
ほかの職種の方は、皮膚の表面にある緊張は取ることができますが、体の奥にある緊張を取り除くことが難しいのです。
だから鍼灸師には、奥の手としてハリがあり、スポーツの現場から必要とされるのです。
でも、今回井出先生の講演では、ハリを使えない人達が使える新しい奥の手が登場しました。
手袋に電極をつけて、電気を流し、その手袋で皮膚表面を触れると筋肉が動き、循環が良くなる機械です。
ポータブルですが、お値段なんと! 90万円だと!!
主に、エステサロンで使用しているとか?
時代が変わると色んな物が出てくるものです。
時代の変化についていく為に、やはり勉強が必要だな~と今回の講習会に参加して思いました。
インフルエンザの予防には、体力も必要です。
(公社)静岡県鍼灸師会中部支部 令和元年度 第1回学術講習会が開催されました。
第15回 日本鍼灸師会 全国大会IN静岡
上を向いて歩こう!!
アトピー性皮膚炎に対する鍼灸治療
住み慣れた街で人生90年を生きるための健康長寿戦略
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