2018年09月28日

平成30年度第1回 公益社団法人静岡県鍼灸師会中部支部学術講習会を開催しました。

 平成30年9月16日に公益社団法人静岡県鍼灸師会中部支部の講習会がグランシップ908の会場で、開催されました。

 今回は、『売れる広告(実践編)』と題して、「A4」1枚アンケート広告アドバーザーで襷プロモーション代表の森山直徳氏の講演を行いました。

 講習会では、始めにA4」1枚アンケート広告の理論を学び、休憩をはさんでグループワークを行いました。




 グループの中には、イラストを入れて広告を作成し、分かりやすい広告を作成したチームもありました。




 この日は、卓上の講習会と違い、体を動かしながらチーム一丸となってチラシを作成したこともあり、参加者に笑顔が見られたのがなによりでした。face02

 参加者の満足した顔がみられ、好評のうちに終了しました。face22


  


Posted by 久保田さん  at 15:34Comments(0)鍼灸コラム

2018年09月25日

吉野家で生生姜定食を食べてみました。

 ケアフェスタ2018(平成30年9月16日)に行った後、吉野家に立ち寄り、昼食を食べました。

今回注文したのは、生生姜定食(豚)であります。




 食してみると、お肉と玉ねぎが甘く味がよいのですが、ちっと生姜の味がしない。face25

 お肉の量ももう少し、多いほうが良かったのかなーface15

 と思いました。

 また、来店したいと思います。face22


  


Posted by 久保田さん  at 16:43Comments(0)院長の独り言

2018年09月20日

H30.9.21~H30.10.5までの営業のお知らせ

 ケアマネージャーの仕事の都合により、営業時間を変更させていただきます。(H30.9.21-H30.10.5)


 9月25日(火)
 9:00~12:00 16:00~19:00

 9月27日(木) 9:00~12:00 14:00~16:00

 9月28日(金) 9:00~12:00 14:00~19:00

 10月2日(火)  9:00~12:00 14:00~17:00

 10月5日(金)  9:00~12:00 14:00~17:00


 上記の以外の期間内営業(H30.9.21-H30.10.5)については、日曜日を除いて、18:30以降に電話があったときに対応させていただきます。

 ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご協力をお願いします。face17

  


Posted by 久保田さん  at 15:19Comments(0)施術(治療を行う日)の変更

2018年09月18日

静岡県ケアフェスタ2018に行ってきました。

 平成30年9月16日にツインメッセ静岡にて、静岡県ケアフェスタ2018が開催され、行ってきました。

 昨年は、行くことができなかったので、2年ぶりに行くことがでました。

 日頃の介護技術を披露する介護技術コンテストや障害者を支援する介助犬・聴導犬のデモンストレーションが行われました。




 この日は、午後に鍼灸師会の講習会があって、午前中しかいられなかったので、すべてのプログラムを見ることができませんでした。

 ただ、残念なのは、一昨年より来場者が少なく、盛り上がりが欠ける感じでした。

 高齢化社会が続くのに、なかなか来場者が増えないのは、この業界の課題のかもしれません。face25

 でも、久しぶりに行って、気分転換になったのは、良かったと思います。face22


  


Posted by 久保田さん  at 15:25Comments(0)介護

2018年09月13日

認知症について考えてみよう ~脳血管性認知症~


 今回は、脳血管性認知症について、お話をしたいと思います。

 脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など脳血管障害によって発症する認知症です。

 この認知症は、生活習慣病を持つ男性に多いのが特徴です。

 脳血管性認知症は、脳梗塞や脳卒中になった日をきっかけに3ヶ月以内に発症し、状態のダウンがはっきりとわかる階段状に進行するのが特徴です。

 一般的に、脳卒中等の発作が再発する度に悪化していきます。

 しかし、小血管性認知症では、ゆるやかに経過をたどることがあり、注意が必要です。

 脳血管性認知症の症状は、脳内のどの部分にダメージを受けたかによって個々の症状が変わります。

 ここでは、代表的な症状を紹介します。

 1.まだら認知症・・まだら認知症ちは、症状がまだらに出る現象です。正常な細胞と脳血管障害で壊れた細胞があるため、障害の受け止め方に差があるこが原因です。以下に例をあげます。

  ◎記憶障害は、軽度にとどまることが多いが、実行機能障害(作業を順序立てて効率よく行うことができない。)注意障害(前頭葉機能低下により、集中力が保てず疲れやすかったり、逆に集中はできても他の対象に適せるに注意を向けられない)などが目立つ

  ◎午前はハキハキと話せたのに、午後はボーっとして言葉がでない。


  ◎朝できた着替えが夜にできない。

 2.運動機能障害・・初段階から運動機能に障害がでることが多いのも脳血管性認知症の特徴です。運動機能といっても歩行障害や言語障害、嚥下障害(食べ物を飲み込むことが上手にできない。)など範囲が広く、以下の症状がみられます。


  ◎うまく物を飲み込めない嚥下障害

  ◎手足のしびれや片麻痺(左右どちらかの半身不随)

  ◎パーキンソン症状(すくみ足、小刻み歩行、無動、筋固縮)

  ◎ろれつが回らない。

  ◎尿失禁

 3.よくうつ状態・・気分の落ち込みが激しいよくうつ状態が見られます。特に初期は「できないこと」や「わからない」ことの自覚がはっきりとしている傾向があります。その為自身の状態にショックを受け、無気力・悲観的、うつ状態になることも多くあります。

 4.情動調節障害(感情失禁)・・喜びや怒り、悲しみといった感情のコントロールが効かなくなる情動調節障害(感情失禁)は、脳血管性認知症の最も大きな特徴です。これは、感情機能をつかさどる前頭葉の血流が阻害されることが原因で起こります。その症状を以下に示します。

  ◎挨拶をしただけでなく等、その場にそぐわない感情が出る。
  
  ◎些細なことで怒りの歯止めが効かなくなる。

  ◎喜怒哀楽の変化が激しい

  ◎喜怒哀楽の間に表情がなくなることがある。

 脳血管性認知症の症状について解説をしましたが、治療は脳の血管が破裂して出血したり、脳の血管が詰まってその周辺の脳細胞が壊れて、発症している認知症なので、脳梗塞や脳卒中の治療に準ずる形となります。

 予防は、生活習慣病の人が発症しやすいのですから、食事、飲酒、喫煙、運動の見直し等、生活習慣の改善が主となります。

 以上、脳血管性認知症について解説しましたが、脳梗塞や脳卒中の後遺症は麻痺だけでなく、認知症も発症する可能性があることも
 頭に入れていただければ、幸いに思います。face17


  


Posted by 久保田さん  at 15:10Comments(0)介護

2018年09月11日

認知症について考えてみよう ~徘徊や暴言・暴力行為を考える~


 2007年 愛知県の大府市で、認知症の男性(当時93歳)が徘徊中に列車にはねられ死亡しました。

 当時のJR東海は、男性の遺族に振り替え輸送代など約720万円の損害賠償を起こしました。

 死亡した男性は、妻(当時91歳)の二人暮らしで、身内は、遠くに長男(当時63歳)がいました。

 地裁では、妻と長男に賠償(約300万程)支払いを命ずる判決がだされましたが、最高裁では、家族に監督の義務はないと判断し、JR東海の敗訴が決定され、賠償金を払わずに済むことになりました。

 高齢者の夫婦の世帯は、今後増えていき、このような事件が起こる可能性が十分あります。

 ですから、今後は一人でも多くの方が、認知症に理解を理解することが大切であると考えます。

 死亡した男性は、徘徊でしたが、徘徊、抑うつ、もの取られ妄想(財布が盗まれた)、弄便(ろうべん・・便いじり)、幻覚、暴力・暴言、介護拒否、睡眠障害(昼夜逆転)、異食(食べられない物を食べる。例:消しゴムを口に入れる)等の症状を行動障害(BPSD)と言います。

 これは、アルツハイマー型認知症の周辺症状と呼ばれております。

 昔は、介護従事者の間では、行動障害のことを問題行動と言ってしまいました。

 確かに、徘徊や暴言・暴力、異食などは、健康の人からは考えられない問題行為ですね。

 ただ、これは周囲にいる人の考えで、認知症本人の視点からみた考えではないですねー。

 現在では、行動障害を起こす人には、“その人なりの考えがあって行為を行っている”と考えられるようになって、名称も問題行動から行動障害に変更されました。

 その行動障害の要因になっていると思うのが、アルツハイマー型認知症 中核症状(認知症の方だと誰でも現れる症状)だと思います。

 中核症状には、以下があります。

 1.記憶力の低下・・・新しく経験したことを記憶することができない。

 2.見当識障害・・・・見当識とは、自分が今どの様な状況に身をおいているのか分からなく状態を言います。年月日や時間、季節、人物など分からなくなります。また周囲の人との関係も分からなくなります。

 3.理解・判断力の障害・・物事の理解に時間がかかり、一度に複数の事を言われる、行動しようとすると理解が難しくなる症状です。また、いつもと違う出来事に対して混乱する場合があります。

 4.実行機能障害・・物事を論理的に考えて、計画を立てて実行することです。例えば、夕飯のメニューを考えて、家にある食代と買いに行く食材を選択し、買い物に行くと一連の行動のこと。

 5.失語・・・言葉を主る脳の部分が機能しなくなり、言葉がうまく使えなくなる状態です。

 6.失認・・身体に問題がなくとも「五感(視覚・聴覚・触覚・臭覚・味覚)」に認知能力を正常に働かせ、状況が正しく把握することが難しい態を言います。自分の身体が感覚と感じていても、その意味が分からない状態です。

 7.失行・・体を動かす機能の障害はみられず、行動しようと意思があるものの、今までの生活で身につけた動作が行い状態です。
      例 ズボンの履き方を忘れ、頭からかぶってしまう。指示され行動を実行に移せない。

 以上、簡単にいうと認知症の方は、誰と自分がどこにいて、何をしているのか、わかない混乱の状態にあるのです。

 そこにトリガー(引き金)になるのが、周辺にいる人の言動です。

 ちぐはぐでおかしいことをしていることを強く指摘されると、認知症の方は、“自分を理解れていない”や“自分の心の落ち着く居場所がない”と思います。

 この思いをもって、攻撃的な人だと暴言・暴力行為をするだろし、“ここに居場所がないので、いても仕方ない”と思った人は、徘徊をする可能性があります。

 ここでお分かりのとうりに、認知症の方をケアするには、相手の気持ちに寄り添うことが大切です。

 そうはいっても、理解不能な行動している人に、気持ちに寄り添うのは、難しいのでは思う方もいると思います。

 その話は、また後日するとして、今回は認知症の徘徊や暴言・暴力についてお話をしました。face17


  

  


Posted by 久保田さん  at 14:49Comments(0)介護

2018年09月06日

H30.9.7~H30.9.20までの営業のお知らせ


ケアマネージャーの仕事の都合により、営業時間を変更させていただきます。(H30.9.7-H30.9.20)


 9月7日(金) 9:00~12:00  14:00~19:00

  9月11日(火)  9:00~12:00  14:00~19:00

  9月13日(木) 9:00~12:00  14:00~19:00

  9月18日(火) 9:00~12:00  14:00~19:00

  8月20日(木) 9:00~12:00  14:00~19:00


 上記の以外の期間内営業(H309.7-H30.9.20)については、日曜日を除いて、18:30以降に電話があったときに対応させていただ
きます。

 ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご協力をお願いします。face17


  


Posted by 久保田さん  at 14:58Comments(0)施術(治療を行う日)の変更

2018年09月03日

認知症について考えてみよう ~アルツハイマー型認知症~

 今回は、アルツハイマー型認知症について説明をします。

 この認知症は、認知症の5~6割をしめると言われております。

 主な原因は、βアミロイドという特殊タンパク質が蓄積し、βアミロイドの蓄積により脳内の神経細胞を破壊していきます。

 短期記憶(直近の出来事を記憶)を主る海馬から萎縮が始まり、最終的には脳全体が萎縮していきます。

 原因となるβアミロイドは、症状の現れる10年程前から始まります。

 ある日突然発症するのではなく、徐々に進行していく病気です。

 ですから、人によってはβアミロイドが20年潜伏して発症する方もいます。

 男性よりも女性の方が、発症しやすいと言われております。

 病気の進行は、初期(軽度)、中等度、高度と進行していきます。

 初期(軽度)では、身近な人でないと気づかないほど少しづつ出ます。

 一番異変に気づきやすいのは、本人で、自分と認識と現実が噛み合わない状態がストレスとなり、不安やうつ状態を引き起こしやすい段階です。

 初期の症状は次のとうりです。

 1.記憶障害
  ◎数分前に行ったこと同じ内容を何度も尋ねたり、話しかけたりする。
  ◎日付や曜日など、年月日が分からなくなる。

 2.物取られ妄想
  ◎通帳や財布、印鑑など見つからなくなり、周りを疑う。その目は主に介護者に行きやすい。

 3.うつ状態
  ◎趣味や習い事に興味を示さなくなる。
  ◎1日にボートしていることが多くなる。

 4.取り繕い
  ◎忘れていることを繕い、上手くつじつまを合わせをしてその場を乗り越えます。
   例)「今日は何日ですか?」という質問に対して、「うーんこの歳になったら日にちも関係ないから」

 5.実行機能障害
  ◎朝の身支度や料理の手順にまごつき、以前よりも時間がかかるようになる。

 中等度で見られる症状

 「アルツハイマー型認知症は中途度は中等度が一番大変」という人が少なくありません。
 
 足腰が元気のまま、徘徊と呼ばれる一人歩きをしたり、暴れたりするBPSDが最も出やすい次期であること大きな理由です。

 この段階では、側頭葉から頭頂葉まで変性(細胞や組織が徐々に変質し、ついには死滅・脱落して機能を失う)し、見当識も一歩進みます。

 現在いる場所に加えて今いる場所も分からなくなるために本人の混乱が一層大きくなる時期です。しかし、介護者のケア次第で心の落ち着きを取り戻すことは可能です。

 中等度の状態で現れる症状は、次のとうりです。

 1.見当識障害(時間・場所)
  ◎真冬に半そで、真夏に長袖を着たりする。
  ◎道路を裸足で歩く。

 2.道具や手足を使えない(失行)
  ◎一人で食事ができない。
  ◎着替えにも介助が必要

 3.言葉がうまく使えない(失語)
  ◎意味の通らない言葉をいう。
  ◎言葉がでなくなる。

 4.徘徊
  ◎家の中を歩きまわる。
  ◎外出した先から帰れなくなり、歩き回る。

 5.失禁・不潔行為
  ◎トイレ以外の場所で排泄を行う。
  ◎排泄物がなにか分からなくなり、いじってしまう。

 高度で見られる症状
 
 高度のアルツハイマー型認知症は、人物の見当識(年月日・時間・季節・場所・人物などの状況を正しく認識する能力)が進み寝たきりへの移行する段階です。

 徐々に大脳皮質の機能が広範囲で失われ、最終的には「失外套症候群(しつがいとうしょうこうぐん)」と呼ばれる状態になります。

 これは、眼を動かすが、まぶたは閉じず、身動きひとつせず、言葉を発しない状態を示し、通常はこの状態になる前に肺炎や心不全で亡くなります。

 高度で現れる症状は、次のとうりです。

 1.見当識(人物)
  ◎長年連れ添った配偶者の顔が分からなくなる。
  ◎自分の子供など、身近な人が判別できなくなる。

 2.表情がなくなる

  ◎広範囲に脳の機能障害が進んだ結果、話かけても反応しなくなる。
  ◎表情を動かさなくなる。

 3.摂食障害
  ◎嚥下障害が進み、介助があっても食べ物を受け付けなくなる。
  ◎食べ方自体が分からなくなる。
 
 4.寝たきりになる。
  ◎歩行や座位を保つことが困難になり、寝たきりになる。
  ◎寝たきりになることにより、症状がさらに進んでしまう。

 治療法として、薬物療法では、進行を遅らせる薬を処方します。

 また、BPSDなど周囲を困らせる症状に足しては、抗精神薬を処方されたりします。

 以上、症状を中心にアルツハイマー型認知症を解説してきました。

 なお、この記事を掲載するにあったってネットの情報を参考にして書きましたので、あらかじめご承知してください。face17



 
 
 
   


Posted by 久保田さん  at 15:33Comments(0)介護