2010年03月24日
心の病を身体から治す鍼灸治療
私の尊敬する鍼灸師の先生は、『病を見るならその人間を見よ、人間を見るならその環境を見よ』を教訓とされています。
この言葉を始めて聞いたとき「何で鍼灸治療にそんなことを知らなきゃいけないのか?」と思っていました。
でも、考えてみれば、“現代の社会はストレスから発症している病気が増えています。”
近年、心と体の関係を新聞などで、論評する大学教授の方もいます。
私も緊張しやすいタイプなので、緊張すると肩がはり、ミゾオチの当たりが気持ち悪くなり、胸の当たりが張った感じになります。
これを東洋医学では、胸脇苦満(きょうきょうくまん)と言います。
さらに強くなると食欲がなくなったりします。
ストレスで食欲が無くなってしまう状態を東洋医学では、肝脾不調証(かんぴふちょうしょう)と診断します。
更に、ストレスを強く受けると、眠ったいのに目がさえて眠れなくなることがあります。
この場合は、東洋医学では心火上炎(しんかじょうえん)または、肝火上炎(かんかじょうえん)と診断します。
さて、身体が亢進状態となり一睡も眠れないときに、安心したことがあると、ミゾオチのつかえとれ、肩がスウットなって、身体が重くなり、眠たくなることありませんか?
これは、緊張状態が解けた証拠です。
鍼でも、先ほどの「緊張して肩がはり、ミゾオチの当たりが気持ち悪くなり、胸の当たりが張った感じ」に対して合谷(ゴウコク)にハリ治療をすると、肩がスウットして、ミゾオチの不快感がなくなります。
このように、ハリ治療により身体の緊張が取れるわけです。
また、それによって張り詰めた気持ちも解けてきます。
ですから鍼灸治療は、ストレスにより交感神経や副交感神経のバランスが崩れて発症する自立神経失調症などの不定愁訴に、効果があるのではないでしょうか。
これは、WHO(世界保健機構)でも鍼灸適応疾患として認められています。
鍼灸治療の素晴らしいことろは、直接心からアプローチするのではなく、身体からアプローチする点です。
一般的なカウンセリングでは、相手が心を開くまで時間がかかります。
でも身体からアプローチすれば、身体が軽くなれば、心も前向きになり、それが機転となって快方の道に行きやすくなります。
ここで注意されてほしのは、重度の心の病の方は、身体の緊張も強く、一回の治療ではその緊張が取れにくいので、継続した治療も必要なのも事実です。
もちろん、専門のカウンセリングも必要なる場合があります。
でも、軽症の心の病から発症するさまざまな不定愁訴(不定愁訴・・・・身体のどこが悪いのかしっかりしない訴えで、検査をしてもどこが悪いのかはっきりとしない状態)は、鍼灸治療により身体の緊張をほぐすことで、快方に向かいます。
また、薬を使わないので、副作用の心配がありません。
心と体が連動していることを東洋医学では“心身一如(しんしんいちにょ)”と言います。
鍼灸治療には、こんな素晴らしい面があるのです。
この言葉を始めて聞いたとき「何で鍼灸治療にそんなことを知らなきゃいけないのか?」と思っていました。
でも、考えてみれば、“現代の社会はストレスから発症している病気が増えています。”
近年、心と体の関係を新聞などで、論評する大学教授の方もいます。
私も緊張しやすいタイプなので、緊張すると肩がはり、ミゾオチの当たりが気持ち悪くなり、胸の当たりが張った感じになります。
これを東洋医学では、胸脇苦満(きょうきょうくまん)と言います。
さらに強くなると食欲がなくなったりします。
ストレスで食欲が無くなってしまう状態を東洋医学では、肝脾不調証(かんぴふちょうしょう)と診断します。
更に、ストレスを強く受けると、眠ったいのに目がさえて眠れなくなることがあります。
この場合は、東洋医学では心火上炎(しんかじょうえん)または、肝火上炎(かんかじょうえん)と診断します。
さて、身体が亢進状態となり一睡も眠れないときに、安心したことがあると、ミゾオチのつかえとれ、肩がスウットなって、身体が重くなり、眠たくなることありませんか?
これは、緊張状態が解けた証拠です。
鍼でも、先ほどの「緊張して肩がはり、ミゾオチの当たりが気持ち悪くなり、胸の当たりが張った感じ」に対して合谷(ゴウコク)にハリ治療をすると、肩がスウットして、ミゾオチの不快感がなくなります。
このように、ハリ治療により身体の緊張が取れるわけです。
また、それによって張り詰めた気持ちも解けてきます。
ですから鍼灸治療は、ストレスにより交感神経や副交感神経のバランスが崩れて発症する自立神経失調症などの不定愁訴に、効果があるのではないでしょうか。
これは、WHO(世界保健機構)でも鍼灸適応疾患として認められています。
鍼灸治療の素晴らしいことろは、直接心からアプローチするのではなく、身体からアプローチする点です。
一般的なカウンセリングでは、相手が心を開くまで時間がかかります。
でも身体からアプローチすれば、身体が軽くなれば、心も前向きになり、それが機転となって快方の道に行きやすくなります。
ここで注意されてほしのは、重度の心の病の方は、身体の緊張も強く、一回の治療ではその緊張が取れにくいので、継続した治療も必要なのも事実です。
もちろん、専門のカウンセリングも必要なる場合があります。
でも、軽症の心の病から発症するさまざまな不定愁訴(不定愁訴・・・・身体のどこが悪いのかしっかりしない訴えで、検査をしてもどこが悪いのかはっきりとしない状態)は、鍼灸治療により身体の緊張をほぐすことで、快方に向かいます。
また、薬を使わないので、副作用の心配がありません。
心と体が連動していることを東洋医学では“心身一如(しんしんいちにょ)”と言います。
鍼灸治療には、こんな素晴らしい面があるのです。
インフルエンザの予防には、体力も必要です。
(公社)静岡県鍼灸師会中部支部 令和元年度 第1回学術講習会が開催されました。
第15回 日本鍼灸師会 全国大会IN静岡
上を向いて歩こう!!
アトピー性皮膚炎に対する鍼灸治療
住み慣れた街で人生90年を生きるための健康長寿戦略
(公社)静岡県鍼灸師会中部支部 令和元年度 第1回学術講習会が開催されました。
第15回 日本鍼灸師会 全国大会IN静岡
上を向いて歩こう!!
アトピー性皮膚炎に対する鍼灸治療
住み慣れた街で人生90年を生きるための健康長寿戦略
鍼灸治療はしたことがないのですが
久保田さんのブログで知ってみよぉq^^p
ストレスからきている病気恐いですね
一人でも多く 重症になる前に
助けられるといいですね
eしずおか3周年イベントお疲れ様でした
ご挨拶しなくてすみませんでした
ぜひ 次回の会にはお話させて下さい
コメントありがとうございました
たみぞうさん、テレビではツボを押す時に痛いところがツボだとよく放送していますが、そんなに強く押さなくても効果が出ます。
人間の心と同じで体も繊細ですから・・・。
ぜひ、わたしのブログで鍼灸に興味をもっていただいたら幸いです。
メイプルさん、あなたのしている施術も身体から心のリラクゼーションを目的にしている仕事だと思います。
これは、鍼灸だけでなく、アロマをしている共通な話題だと思います。
今度お会いしてら、そんなことを聞いてみたいなと思います。
その時は、よろしくお願いします。